Vincentre Museum
フィンセントレ(ヴィンセントレ)博物館・(フィンセンター/ ヴィンセンター)
Vincentre (フィンセントレ) はゴッホが暮らした町、ヌエネン・ニューネン(Neunen)にあるゴッホに関する博物館です。ゴッホの作品展示はありませんが、ヌエネン時代の名画「ジャガイモを食べる人々」や当時のゴッホ、ヌエネンの様子が知れるミュージアムになっています。チケットや入場料、実際に行ってきた時の様子など。
見どころ
ゴッホが1883年12月から1885年11月まで2年間住んでいた町、オランダのヌエネンに、博物館としてヌエネン時代のゴッホの様子や作品を展示している Vincentre(ヴィンセントレ) という場所があります。
ヌエネンに滞在中に、ゴッホは全作品の4分の1を描いたと言われ、ゴッホの初期の作品にはヌエネンの教会などヌエネンの風景を描いた作品が多くあります。そのためか、ヌエネンの景色は、まるでゴッホの絵画の中に迷い込んだかのような町。当時とは景色が違う所ももちろんありますが、ゴッホの絵画が描かれた当時のままの残っている景色を見れる場所もあることも展示で知ることが出来ました。ゴッホの作品展示はありませんが、ゴッホについて知り、ゴッホの町ヌエネンを巡ろうと考えている人におすすめの観光スポットになっています。
ヌエネンのゴッホが知れる
ゴッホがヌエネン暮らしていた当時の様子を、とても詳しく知れるミュージアムです。ヌエネン時代のゴッホは、どんなだったのか、どんな風にどんな絵を描いたのか、当時のゴッホの様子が展示されています。



ジャガイモを食べる人々

ゴッホの有名な作品は、フランスにわたってからの作品がほとんどです。ヌエネン時代の代表作ともいわれる 「ジャガイモを食べる人々」 については特に説明が多くありました。
ヌエネンの教会から出る人々

ゴッホの父親が牧師を務めていた教会を描いた「ヌエネンの教会から出る人々」。こちらもヌエネンで描かれた作品で、盗難されて戻ってきた作品です。こちらもヌエネン時代のゴッホ作品で、現在はゴッホ美術館に所蔵されています。ちなみに、この教会の場所はフィンセントレから徒歩2分くらいの場所なので、併せての観光もおすすめです。

ゴッホの家系図などもあり、ゴッホについて家族について色々と知ることが出来る場所でした。
有料の日本語オーディオガイド利用可能

ヴィンセントレには、日本語のオーディオガイドがありました。日本語にかざすと、日本語がインストールされるという仕組みのようです。展示はオランダ語でしたが、オーディオガイドを使えば、ゴッホについて詳しい説明が日本語で聞けるので、使用をお勧めします。2021年利用時には2ユーロで利用できました。
カフェやゴッホのお土産も

ミュージアムショップでは、ゴッホのグッズや本が沢山販売されていました。

アムステルダムのゴッホ美術館で取り扱いがあるお土産もこちらで購入できます。

カフェにはひまわりが。パレットのようになってる机もおしゃれです。ヌエネン観光の途中に、ゴッホカフェで一休みするのも良いですね。
ヌエネンのゴッホを知るならゴッホセンターVincentreへ
オランダに暮らしたゴッホという画家を知るなら美術館よりVincentreがおすすめです。ゴッホのヌエネン時代の作品は「暗い」なんていわれていますが、作品の特徴以外にも、どんな生活をしていたのか、どこで絵を描いていたのか、どんな家族がいたのか、宣教師の家の子供に生まれたゴッホの人となりが分かる博物館です。ヌエネンには、ゴッホに関する観光スポットが沢山あるゴッホゆかりの地です。ヌエネン観光をする中で、Vincentreは立ち寄りたい場所になっています。
基本情報
住所 Berg 29, 5671 CA Nuenen
- 営業時間 10時00分~17時00分
- 定休日 月曜日
- ミュージアムカード有効
日本語でチケット購入
公式ホームページから事前チケット購入できるほか、日本語での購入も可能です。オーディオガイド込のお得なチケットです。