ドイツやオーストリア、オランダなどで食べられる衣がついた揚げた肉料理「シュニッツェル」についてまとめて掲載しています。
シュニッツェルとは
シュニッツェルは主にオーストリア、ドイツ、オランダなどのヨーロッパの国で食べられている衣をつけて揚げる肉料理です。 日本でいうとんかつ、カツレツに似たような作り方の料理ですがお肉が少し薄く、油も沢山使わず揚げ焼きのようにして頂きます。
郷土料理ウィンナーシュニッツェル
ウィンナーシュニッツェルは仔牛肉を使ったシュニッツェルで、ウイーン料理、ドイツ料理として有名です。歴史は古く18世紀にさかのぼるそうで、オーストリアの郷土料理としてウィーン観光局のホームページでも紹介されているほど。伝統的にゆでたじゃがいもとレモンのスライスをのせるのがウィーン流のようです。
仔羊のシュニッツェルは ウィンナーシュニッツェル と呼び伝統料理とされていますが、 仔羊のシュニッツェルの他にも、豚肉、鶏肉などのシュニッツェルもいただきます。 オランダでもスーパーマーケットに、衣がついていて、揚げればシュニッツェルの完成というお肉など、 シュニッツェル用のお肉が販売されています。 肉だけでなく、チーズのシュニッツェルというチーズに衣がついたものも販売されており、とても美味しかったです。
シュニッツェルの付け合わせ
シュニッツェル 付け合わせには、フライドポテトや茹でたポテト、ジャーマンポテトなど「じゃがいも」を付け合わせが相性がよくおすすめです。ウィーンの ウィンナーシュニッツェルのようにレモンをのせるのも良いアイデアです。日本でいう唐揚げとレモンのように、揚げ物とレモンはよく合います。
ドイツやオランダなどで食べられるシュニッツェルは肉と芋だけ、全然気にしていない様子ですが、サラダ風の生野菜も一緒にお皿に盛ると、彩りが良くなります。
シュニッツェルのソース
シュニッツェルのソースとしてよく見るのがトマトソース。でもホワイトソース、きのこソースなど色々なソースと相性が良いです。
日本人でしたらキャベツを添えてとんかつ風にいただきたくなるかもしれません。お肉によって相性がよいソースが異なりそうですね。お好みで好きなソースで頂きます。
シュニッツェルを作る
ウィンナーシュニッツェルを自宅で作ろうと思うと、日本だと仔羊肉の入手が少し大変ですが、仔牛のシュニッツェル用のお肉を販売しているお店もあります。
ウィーン料理を作りたい、 本格的なシュニッツェルにチャレンジしたい!という方はこういったお肉の利用もよいですね。もちろん、普通のお肉でもミートハンマーを使って薄くたたけばOKです。
シュニッツェルととんかつの違いは?
個人的な感想も含みますが、シュニッツェルととんかつでは以下のような違いを感じます。
お肉の厚さ
とんかつではお肉は厚いですがシュニッツェルは薄いお肉を利用しています
衣
日本のとんかつはパン粉を衣に利用していますが、シュニッツェルはパン粉より目が細かい衣になります。
ソース
日本では、とんかつといえばとんかつソースが定番ですがシュニッツェルの場合はトマトソース、ホワイトソースなどのソースで頂く機会が多いです。
ドイツやオーストリア、オランダ旅行で是非試してみたい料理のシュニッツェル、日本でも材料を集めればシュニッツェルが味わえそうですね!