2023年テオヤンセン展(日本)

2023年に日本で開催されるテオヤンセン展について開催時期や場所をまとめて掲載しています。高知や島根、千葉での開催が予定されています。

テオ・ヤンセンとは

テオ・ヤンセン(Theo Jansen)はオランダのデンハーグ出身のアーティストです。オランダのデルフト工科大学で物理学を専攻したテオ・ヤンセンの作品は物理学を駆使した作品になっています。風力を使って、まるで浜辺を生き物のように動く作品が特徴的です。

日本でテオヤンセン展

独特な動きをするテオ・ヤンセンの作品は、日本でも人気が高く過去に何回も展覧会が開催されています。 2022年には大阪で初めてのテオ・ヤンセン展が開催となりました。日本初公開を含む10作品以上を展示、実際に動く巨大なストランドビーストを体感できるほか、その構造や動きの仕組みを明らかにし、テオ・ヤンセンが創り出す世界の魅力に迫る展示会となりました。展覧会グッズにはミニビーストも。

そして2023年には、高知県立美術館、島根県立美術館、千葉県立美術館で テオ・ヤンセン展の開催が予定されています。

高知県立美術館

高知立美術館で2023年4月から特別展「テオ・ヤンセン展」が開催されます。四国初のテオヤンセン展となります。

開催期間

2023年4月15日(土)~6月25日(日)

風をうけて砂浜を歩く生命体「ストランドビースト」。オランダ語で「砂浜の生命体」を意味し、オランダの造形作家テオ・ヤンセンによって1990年から制作が開始されました。プラスチックチューブやペットボトルを材料にして作られたビーストは、歩行するだけでなく、方向転換、危険察知などの機能を備え、さまざまな環境に適応していくために今なお進化し続けています。物理学に基づいて作られたその動きは有機的で、芸術と科学という既存のカテゴリーを横断し、新たな可能性を私たちに示すかのようです。

四国で初めてのヤンセンの個展となる本展では、その進化の系譜をたどるだけでなく、映像、木型・パーツ、作家自筆のスケッチや制作に使われた道具等の展示を通じて、ヤンセンの作り出す世界の魅力に迫ります。

高知県立美術館 テオ・ヤンセン展

住所

公式ホームページ

https://moak.jp/event/exhibitions/post_488.html

島根県立美術館

島根県立美術館で2023年7月から特別展「テオ・ヤンセン展」が開催されます。

開催期間

2023年7月7日(金)~8月28日(月)

展示作品など詳細

海面上昇問題解決のため、海岸で自生し砂を巻き上げて海岸線を守る生命体という発想を基点として生まれた「ストランドビースト(strand:砂浜、beest:生命体)」は、プラスチックチューブで構成され、風力により生物を思わせる歩行をします。科学と芸術を横断するテオ・ヤンセン(1948~)の作品を新作とともにご紹介します。

島根県立美術館  2023年度企画展のご案内

住所

島根県松江市袖師町1-5

公式ホームページ

https://www.shimane-art-museum.jp/

千葉県立美術館

千葉県立美術館で2023年10月からオランダとの文化交流事業 「テオ・ヤンセン展」が開催されます。

開催期間

2023年10月27日(金)〜2024年1月21日(日)

住所

千葉県千葉市中央区中央港1-10-1

公式ホームページ

http://www2.chiba-muse.or.jp/www/ART/index.html

2024年の開催予定

2024年のテオヤンセン展のスケジュールは以下のページにまとめて掲載しています。

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