あらで鮭フレークの作り方

鮭のあらから鮭フレークを作りました。日本でもオランダや海外も食べたい鮭フレーク。あらを使えば、瓶やふりかけの鮭フレークを買うより安価に作ることが出来ます。レシピも比較的簡単です。

鮭のあらはどこで販売されている?

日本ではスーパーマーケットであらが販売されていますね。海外でもスーパーにもある国があるのかも。オランダでは、市場の魚屋で買うことができました。

あらから鮭フレークの作り方

あらから鮭フレークの作り方のレシピです。切り身から鮭フレークを作るのと大きな差はありませんが、鮭から鮭フレークを作るには、ほぐすという作業が大変です。

【1】あらを洗う。塩をふる

あらに汚れがある場合は軽く洗います。塩をふります。臭いが気になる場合は再度洗い塩をふるのを繰り返すと良いかもしれません。

【2】焼く

私の場合はオーブンを使います。フライパンで焼いても大丈夫です。オーブン皿に並べてオーブンで焼くという、ここまでは簡単作業!

【3】ほぐす(ここが大変)

鮭から細かい骨を取り除きフレークにする……これがかなり大変です。なるほど鮭フレークが高いわけだ、とわかるかもしれません。必要があればフライパンで再度焼くのもおすすめです。私はこの時点で、白ごまを加えてフライパンで炒ったものも作ることがあります。

【4】鮭フレークの完成

この日は小さめの鮭3匹分のあらで、丼ぶり2杯分の鮭フレークの完成です。好みの味付けに出来ますし、添加物も気にならない。思いっきり鮭フレークを食べられるのが良いですね!

海外で鮭フレーク・ふりかけは高価!

鮭フレークというと日本でも瓶詰めだとそこそこお値段がしますが、海外では高額か手に入りづらい商品の一つです。

一時帰国の際、鮭フレークやソフト鮭ふりかけ

を大量に購入していました。

鮭のあらが手に入れば、鮭の切り身を利用するより安価で鮭フレークが作れます。ほぐす大変さに、鮭フレークがなぜ高額なのかがわかるかもしれません(笑)鮭フレークが食べたい時に、それなりのお値段で食べられることが分かったのは朗報でした。

オランダの場合

日本で塩鮭のあらが手に入る際はごま油を使用することが多いですが、 オランダのサーモンは油が多いので、フライパンで焼く時にはごま油などをしくことなく焼いた方が良い印象です。

オランダ語で鮭はzalmといいます。

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オランダの市場・マーケットではzalmkoppenといって鮭の頭が売られているのをよく見かけますが、この時はzalmgraten(確かこんな名前、鮭の骨格……)であらも売っていたので、鮭フレークに挑戦しました!頭はお願いすれば切り落としてくれます。身の部分も適度な大きさに切ってくれました。zalmlijvenという記載の場合もあるようです。

私が市場で購入したときは3匹分のあらで5ユーロ、おまけで4.5ユーロにしてくれました。1匹だと2ユーロと記載がありました。鮭はオランダでも比較的高額なので、それを考えると鮭フレークを作るには十分お得なお値段かと思います。

私のように鮭フレークが好きで一時帰国の際に買いだめしていた方、頑張ればオランダでも食べれる!と知るのはとても気が楽かと思います☺

あら汁ももちろんOK

あらといえば、あら汁も定番レシピです。鮭フレークにほぐすのが面倒な場合もあら汁が楽しめます。美味しいですよね!

鮭の頭やあらは餌用?

余談ですが、市場・マーケットの魚屋さんでサーモンの頭が売られているのをよく見かけます。日本でもあらはあら煮などで食べられますし、氷頭なますなどの料理も聞いたことがあります。そのためてっきりオランダでも魚の頭を料理する習慣があるのかと思ったら、どうもペットの犬などの餌用に販売されている……らしいです。あらも同様なのだとか!?複雑な気持ちです(笑)
とは言え日本では魚の頭も塩焼きなどで頂きますし、むしろカマ焼きなど頭の方が好き!という人も居ますからね。そういう方にはオランダの市場は頭が手に入りやすく、お得な場所になりそうです。



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