LAM museum食べ物がテーマの現代アート美術館

キューケンホフ公園の近く、リッセ(Lisse)にあるLAM museum(ラムミュージアム)は食べ物がテーマの現代アート美術館です。美しい建物の中にあり、興味深いアート作品が展示されている隠れたおすすめの現代美術館です。

食べ物がテーマ?現代アート作品

LAM museum(ラムミュージアム) のホームページを見てみると現代アートの美術館のようですが、食べ物がテーマというミュージアムのよう。食べ物がテーマ!?と最初は意図がよくわからず、興味があって向かったら思いのほか良い場所でした。

キャプションのないアート展示

オランダの現代アート美術館は色々足を運びましたが、LAMミュージアムの面白い特徴なのは、作品名やアーティストのキャプションがないところ。誰のどんな作品なのかは、部屋ごとにあるQRコードを読み込むかミュージアム内の学芸員の方に聞きます。

説明を聞くと「なるほど」と気づかされることがありとても面白い視点です。美術館では誰のどの作品を、と展示会を見に行くこも少なくない中、作品を眺めた後で知るコンセプトやアーティスト名は、先入観がなく眺められ作品気づきがあってとても面白い展示法でした。

展示されている作品の共通テーマは「食べ物」

展示されている作品の共通テーマは「食べ物」ということで、この作品は食べ物がテーマ?とよく見てみるとなるほど、という点があってとにかく面白い展示です。

映像、油絵、彫刻、作品の手法は様々です。見ごたえのある作品が多く、個人的にはかなりおすすめの現代アート美術館です。

壁一面の白い食べ物。これも何の作品かと思って眺めていたら、学芸員さんにコンセプトを説明されて驚いてしまった作品です。説明はオランダ語と英語で可能でした。

現代アートが好きな人には、あ、これは彼の作品かな、などキャプションが無くても気づいてしまう特徴があるのもまた楽しいところ。キャプションがないアート展示は初体験でしたが、とても面白い展示でした。

建物も美しい

作品が見たくて行ったミュージアムなものの、建物美しさも目をひきました。レンガの間から光が差し込むデザイン。KVDK Architectenの Arie Korbee氏の設計で、様々建築賞にノミネートしているのだとか。

無料で歩ける場所もあるので、是非歩いてこの建築の美しさを感じて欲しいなと思ってしまう、オランダの建築好きにおすすめしたい建物でした。

キューケンホフ公園やキューケンホフ城と併せての観光も

LAMmusemはキューケンホフ城のある敷地内にあります。散歩を楽しみながら、美術館に足を運ぶのもおすすめです。

敷地内を歩いていると、アート作品も展示されていてこれもまた面白い体験でした。

また、LAMミュージアムは世界的に人気の観光地、キューケンホフ公園からもすぐ近く。お時間がとれれば、公園やお城と合わせて足を運ぶのも良さそうです。

営業時間

  • 水曜日 11時00分~17時00分
  • 金曜日 11時00分~17時00分
  • 土曜日 11時00分~17時00分
  • 日曜日 11時00分~17時00分

定休日 月曜日、火曜日、木曜日

入場料金

  • 大人€7.50
  • 子供0〜4歳€0.00
  • 子供5〜17歳€5.00
  • ミューアムカードは利用不可

チケット購入

https://www.lamlisse.nl/en/tickets/

公式ホームページ

https://www.lamlisse.nl/

場所・地図

Keukenhof 14, 2161 AN Lisse

オランダにあるおすすめの現代美術館はこちら。

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