オランダでフェルメールの作品を見れる美術館をまとめました。フェルメールの作品は少なく、35作ほどしか現存していないと言われています。そのうち人気作品を含む合計7点の作品をオランダの2つの美術館でまとめて見ることができます。
2023年フェルメール展に28作品の展示!
オランダ アムステルダム国立美術館で史上最大規模のフェルメール展が開催!アムステルダム国立美術館のフェルメール展ではフェルメールの作品のうち28作品が展示予定となっています。展示予定の作品名は以下です。
- 手紙を書く女 (ワシントン・ナショナル・ギャラリー : ワシントン)
- ヴァージナルの前に座る若い女性 (ナショナル・ギャラリー : ロンドン)
- ヴァージナルの前に立つ女 (ナショナル・ギャラリー : ロンドン)
- 信仰の寓意(メトロポリタン美術館:ニューヨーク)
- マルタとマリアの家のキリスト(スコットランド国立美術館)
- ディアナとニンフたち(マウリッツハウス美術館)
- 中断された音楽の稽古 (フリック コレクション:ニューヨーク )
- 窓辺で手紙を読む女(ドレスデン国立古典絵画館)
- フルートを持つ女(ワシントン・ナショナル・ギャラリー)
- 真珠の耳飾りの少女 (マウリッツハウス美術館)
- 赤い帽子の女(ワシントン・ナショナル・ギャラリー)
- 婦人と召使(フリック コレクション:ニューヨーク)
- 士官と笑う娘 (フリック コレクション:ニューヨーク)
- 聖プラクセディス(国立西洋美術館、東京)
- 地理学者(シュテーデル美術館)
- 紳士とワインを飲む女 (アルテ・マイスター絵画館)
- レースを編む女(ルーヴル美術館:パリ)
- 恋文 (アムステルダム国立美術館 )
- 牛乳を注ぐ女(アムステルダム国立美術館 )
- 取り持ち女(アルテ・マイスター絵画館)
- デルフトの眺望(マウリッツハウス美術館)
- 小路 (アムステルダム国立美術館 )
- 天秤を持つ女 (ナショナル・ギャラリー :ワシントン)
- 青衣の女(アムステルダム国立美術館 )
- 真珠の首飾りの女(ベルリン国立絵画館)
- 手紙を書く婦人と召使い (アイルランド国立美術館)
- ヴァージナルの前に座る若い女(ライデンコレクション)
- リュートを調弦する女( メトロポリタン美術館 )
ここまで多くのフェルメール作品が一堂に会する機会は無く、史上最大規模のフェルメール展になるといわれています。
2023年オランダ アムステルダムで史上最大規模のフェルメール展の開催が予定されています。2023年春アムステルダム国立美術館のフェルメール展についてまとめて掲載しています。 オランダで史上最大規模のフェルメール展 […]
【1】 マウリッツハウス美術館所蔵のフェルメール作品
マウリッツハウス美術館は、オランダのデンハーグにある美術館です。マウリッツハウス美術館ではフェルメール作品を3点所蔵しています。

デルフトの眺望

フェルメールの出身地デルフトの風景画です。フェルメールの現存する風景画は2点だけですが、そのうちの1点になります。デルフトの眺望は門外不出といわれており、貸し出しがされていない、このマウリッツハウス美術館でしか見る事が出来ません。
真珠の耳飾りの少女

言わずと知れたフェルメールの代表作。マウリッツハウス美術館でもこの真珠の耳飾りの少女の前だけ小さな囲いがありました。日本でもよく知られている、フェルメールの代表作品です。
ディアナとニンフたち

フェルメール唯一の神話画の作品です。現存するフェルメール作品の中で、初期の作品であるといわれています。
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マウリッツハウス美術館について
オランダ デン・ハーグにあるマウリッツハイス美術館(マウリッツハウス美術館) は、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」「デルフトの眺望」など門外不出のフェルメール作品やルーベンスなどの展示がある美術館です。見どころやチケット購入方法、定[…]
【2】アムステルダム国立美術館所蔵のフェルメール作品

アムステルダム国立美術館はオランダのアムステルダムにある美術館で、レンブラントの夜警なども所蔵している美術館です。アムステルダム国立美術館はフェルメール作品を4点所蔵しています。
牛乳を注ぐ女

デルフトの小路

フェルメールの風景画は、「デルフトの眺望」とこの「デルフトの小路」2枚しか存在しません。 2枚ともオランダで見ることが出来ます。
青衣の女

恋文

チケット予約
アムステルダム国立美術館について
アムステルダム国立美術館には他にも、レンブランドの夜警などオランダを代表する作品が多く所蔵されていて、アムステルダムの人気観光スポットになっています。
アムステルダム国立美術館(ライクスミュージアム)について、見どころやコインロッカー、おすすめのお土産など、周辺観光施設など、アムステルダム国立美術館に実際に何回も足を運んだ際の情報をまとめて掲載しています。 アムステルダム国[…]
美術館鑑賞の注意点
美術館では、貸し出しと言ってせっかく足を運んでも作品が展示されていないことがありますので、その点は要注意です。私も以前アムステルダム国立美術館へ行ったのに「デルフトの小路」が見れなくて残念だったことがあります。
ただ「真珠の耳飾りの女」「デルフトの眺望」は門外不出といわれており、おそらく、いつ行っても楽しめる可能性が高いかと思います。
フェルメール作品を撮影可能
オランダの美術館の特徴として、フラッシュをたかなければ撮影が可能という特徴があります。そのためフェルメール作品の写真撮影が可能です。また、日本に比べて長蛇の列で何時も待つということもありませんので、ゆっくりとフェルメール作品を堪能したい方は、オランダの美術館はおすすめです。KLMという成田空港からの直行便も出ています。
フェルメール全35作品一覧と所蔵美術館まとめ
その他、フェルメール作品と所蔵美術館を以下かにまとめて掲載しています。
オランダの画家、ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer)の絵画はどこにある?35作品一覧と所蔵美術館をまとめて掲載しています。 フェルメールの作品は全部で35作品 フェルメールはオランダ黄金時[…]