オランダ花博2022 – フロリアード

フロリアード( Floriade)は10年に1度、オランダで開催される国際園芸博覧会のことで、花博とも呼ばれています。世界最大級の花の祭典2022フロリアードのチケット購入、行き方、実際に行ってきた時の様子などをまとめて掲載しています。

2022年アルメーレ国際園芸博覧会(フロリアード2022)

フロリアード( Floriade)は10年に1度オランダで開催されます。 国際園芸博覧会(花博)ともいわれ、 2022年の開催地は オランダのアルメーレという町です。 マスタープランの設計は建築家集団MVRDVです。2022年アルメーレのエキスポには日本からも出展があります。

フロリアード 2022のテーマ

テーマ Growing Green Cities(成長する緑の都市)

2022年の開催期間

2022年4月14日から10月9日
約6ヶ月の期間の開催が予定されています。

※2022年の開催は終了しました。次回は10年後、2032年の開催予定です。

チケット・料金

大人 €29.00~
4〜12歳の子供 €19.00~
3歳までの子供 無料

フロリアードの入場にはチケットが必要です。フロリアードのチケットは入場の日にちによって料金が変わります。チケットは公式ホームページで購入できるほか、日本語で購入できるサービスもありおすすめです。

※販売は終了しました。

チケット詳細

開催予定地

ウェールワーテル アルメール
Weerwater Almere

コロナパス・マスク着用ルール

オランダでは、新型コロナウィルスの入場パスの確認ルールが変更されました。フロリアード2022には、コロナパス(ワクチンパスポート)の提示なし、マスク着用義務なく入場することができます。(2022年4月時の情報)

フロリアード2022の見どころ

フロリアード2022へ行ってきた際の見どころです。とにかく広いので、見れていない場所も沢山ありますが、2022年4月に行ってきた時の様子や行った中でおすすめの場所などをまとめて掲載しています。

園内には花壇やチューリップが沢山!

10年に1度、オランダで開催される国際園芸博覧会が開幕!花博というだけあり、入り口に到着すると早速花壇がありました。オランダらしい色とりどりのチューリップ。チケット販売の窓口もあります。チケットは事前購入したので、並ばず入れて便利でした。こちらで日本語で購入でき、メールに届いたバーコードをスマホ画面で見せると中に入れました。

詳細はこちら

かなり広い敷地!フロリアード内マップ

広いとは予想していたものの、地図を見てその広さに驚きます。1日ではすべてを見るのは難しいほど広いです。何か所か行きたい場所に目星をつけて回ることにしました。

園内を回る途中にはお花が沢山あります!遠くまで続くチューリップの花壇がとても綺麗でした。

巨大な温室グリーンハウス The Green House

The Green Houseという巨大な温室では、循環型農業、気候適応、生物多様性、食糧供給の分野における最新のイノベーションや開発の様子が展示されていました。

インスタ用?の撮影スポットも。様々な取り組みの展示の他、鮮やかな花もある興味深い場所でした。

建築やアートが好きな人にも!

フロリアードは花や環境に興味がある人にはもちろん、建築やアート好きにも面白い場所でした。

MVRDVのビル Flores Tower Façade

会場の中央にあり、敷地内のどこからでも鮮やかな柄のビルがみえます。フロリアードの マスタープラン設計はオランダの建築家集団MVRDV

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The Bobbing Forest

以前ロッテルダムにあった水に浮かぶ森the Bobbing Forest。

日本も!世界各国のパビリオン

フロリアードには 世界中からパビリオンが出展されています。

日本パビリオン

日本のパビリオンも出展されていました!

日本のパビリオンは里山をイメージしたコーナーでした。

建物内には家元の生け花などの展示があったほか、日本の小物の販売などもありました。日本らしい厳かな雰囲気です。

外にはこいのぼりもあり「日本」という雰囲気でした!

ドイツパビリオン

あまり多くの国のパビリオンをまわれなかったのですが、行った中ではドイツのパビリオンが充実していて楽しめました。

展示内には広々としたお庭。レストランや食べ物もありました。

そしてドイツのお花というとイメージがなかったのですが「サステナブルな生き方」についての展示があり、まるでミュージアムのようなものもありました。入り口で名前を入力してリストバンドを貰います。

「サステナブル」な生き方をするためのあれやこれや、映像や体を動かしたりクイズ形式で学んでいきます。最後にリストバンドを返すと………と面白いコーナーでした。

世界各国のパビリオン

その他色々な国から出展されています。全ての国を見るだけでも1日終わりそう!という多さでした。気になる国は見逃さずに見たいですね!

園内で使える乗り物

かなり広い敷地なので、おそらく滞在した半分の時間くらい歩いた時間だった気がします。移動に便利そうな乗り物もいくつかありました。

ケーブルカー

会場を横断するように乗れるケーブルカー。移動に便利なのはもちろん、上空から開場から眺める景色は絶景です。乗り場が遠方で歩いて大変だったのですが、それでもお勧めしたい乗り物のひとつ。

ミニ汽車

色味はSGDSカラーでしょうか。さすが「サステナブル」がテーマだけあります。

お土産コーナー

お土産コーナーもありました。温室のような作りのせいか、中が暑くてびっくり。

  • 球根
  • チューリップグッズ
  • フロリアンデロゴ入りグッズ

など花博らしいお土産が沢山ならんでいました。

  • チーズ
  • ビール
  • アムステルダムグッズ
  • デルフト焼き
  • ミッフィー人形

など人気のオランダお土産も沢山販売されていました。

ただし、お土産のお店で現金は使えないとのこと。オランダはキャッシュレス化が進んでいて、現金が使えない場所も多いです。

など年会費無料で作れるクレジットカードを1枚でも用意しておいた方が安心です。

行ってみての感想

とにかく広い!

とにかく敷地が広いです。5時間くらい滞在したのですが、そのうち半分くらいは歩いていたのではないかというくらい歩いた気がします。半日で、1日でもすべてをまわることは難しそうなので行きたい場所に目星をつけて回るのがよさそうです。歩きやすい靴は必須です。 屋外を歩く時間が長いのでやはり晴れた日がおすすめです。ロープウェーからの景色も晴れた日だからこそ見れた良い景色でした。 チューリップやお花を見れ、MVRDVの建築、アート、ロープウェーに沢山の展示と個人的には大満足の内容でした。

飲食に要注意?

「サステナブル」なテーマだけあり、オランダでよく見かけるフライドポテトやハンバーガー、ホットドックなどのレストランがあったのかもしれませんがあまりみかけず、全体的に「ヘルシー」「ベジタリアン」などのメニューが多かった印象です。苦手な人には辛いかもしれません。また入ったレストランで「水がない」と言われたのは驚きでした。 地元産のジュースとお酒などがあるそう。 (このお店だけかもしれませんが。) 晴れた日はとても気持ちがいいですが、喉が渇きます。 テーマは素晴らしいと感じますし共感しますので好きな人にはおすすめです!苦手な人や子供は、水や食べ物は少し用意して行った方が安心かも、、と思いました。

フロリアードへの行き方

フロリアードはオランダのフレボラント州アルメーレ(Almere)という町で開催されています。フロリアードには沢山の駐車場があり、車でのアクセスも可能です。また、アムステルダムやスキポール空港から電車を利用してアルメーレ中央駅(Almere Centrum)まで行き、バスや船で会場に向かうという方法もありました。

シャトルバス

会場直通のシャトルバスがありました。FLORIADE EXPO2022とラッピングされていて分かりやすい!(ラッピングされていない白と青のバスもありました)

こちらがバス乗り場です。ホームページには有料と書かれていた気がしたのですが、私が乗車した際は料金はかかりませんでした。

シャトルバスは16分と46分発。スキポール空港などから向かう急行電車(Intersity)と接続よく乗れるようになっていました。

アルメーレ中央駅からシャトルバス乗り場は駅構内からBus pleinという改札出口から出るとスムーズです。

バスで到着後は会場の目の前!というわけではなくシャトルバス到着後は会場の入り口まで5分ほど歩く必要がありました。帰りのシャトルバス乗り場も同じ場所なので、広い敷地内でを見て回った後、バス停まで歩く体力温存も必要かもしれません。

アムステルダムからのツアー

乗り換えが面倒!電車で迷いたくない!という場合はアムステルダム発フロリアード行のツアーも開催されています。 アムステルダム中央駅の裏側出発し会場に直行できるツアーです。アムステルダム中央駅から乗り換えせずに向かいたい場合はおすすめです。

詳細はこちら

フロリアード2022関連のニュース

オランダ駐在日本大使の堀ノ内秀久氏と配偶者、オランダ・日本貿易連盟(DUJAT)の代表団がアルメーレを訪れたことが報じられました。

フロリアード(Floriade) 過去の開催

花の国オランダで行われる世界最大級の花の祭典 フロリアード、過去の開催は以下です。10年に一度オランダの様々な街で開催されています。

Floriade 1960 Rotterdam

1960年 ロッテルダム国際園芸博覧会
開催期間:1960年3月25日 〜 9月

Floriade 1972 Amsterdam

1972年 アムステルダム国際園芸博覧会
開催期間: 1972年3月30日 〜 10月1日

Floriade 1982 Amsterdam

1982年 アムステルダム国際園芸博覧会
開催期間: 1982年4月8日 〜 10月10日

Floriade 1992 Zoetermeer

1992年 ズーテルメール国際園芸博覧会
開催期間: 1992年4月9日 〜 10月10日

Floriade 2002 Haarlemmermeer

2002年 – ハールレマメール国際園芸博覧会
開催期間: 2002年4月6日〜10月20日

Floriade 2012 Venlo

2012年 フェンロー国際園芸博覧会
開催期間:2012年4月5日〜10月7日

フロリアード公式ホームページ

https://floriade.com/

公式インスタグラム

https://www.instagram.com/floriadeexpo2022/

公式ツイッターTwitter



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