オランダ テッセル島にある観光にもおすすめのテッセル灯台について、場所や周辺観光などおすすめの情報をまとめて掲載しています。
テッセル灯台
オランダ語:Vuurtoren Texel
英語: Lighthouse Texel
オランダ語で灯台はVuurtorenといいます。
テッセル灯台は、オランダ北部の島テッセル島(テクセル島・Texel)の北端にある塔台です。 青い空に緑の草原、赤い塔が際立ちます。 島の南端にあるテッセル島のフェリー乗り場から車でだいたい30分くらいの場所です。
灯台の上に登こともできます。灯台から望めるのは世界遺産ワッデン海です。灯台の周りに何もなく、とても雄大な景色が見れるおすすめの灯台です。
灯台まで足をはこんだら海辺を歩いて楽しむのもおすすめです。とても広い浜辺でビーチスポーツを楽しむ人や、凧揚げなど思い思いの時間を楽しんでいる人たちが沢山いました。
テッセル灯台の歴史
テッセル島は今はとても綺麗な観光地になっていますが、戦時中の歴史は日本ではあまり知られていないかもしれません。
第二次世界大戦中の1945年4月5日、オランダのテッセル島はナチス・ドイツ軍の占領下にありました。ドイツ軍補助部隊は800 人のグルジア人と 400 人のドイツ人で構成されている第 822 グルジア歩兵大隊。多くのグルジア人は、監禁された悲惨な状況から逃れるために、ドイツ軍に従軍することを余儀なくされていました。
4月6日にオランダ連合軍との闘いに向け出発する予定でしたが、その前にグルジア人の蜂起が始まりました。早朝までに、450 人のドイツ人が眠ったまま殺されたそうです。テクセルは、民間人のオランダ人住民を含む誰も容赦ない大虐殺の現場になりました。
テッセル灯台がある島の北部の Eierland は激戦地となり、灯台ではグルジア人たちの最後の激しい抵抗が繰り広げられました。灯台の砲塔の壁にはまだ弾痕が残っているそうです。
ヨーロッパの最後の戦場
6 週間にわたる戦いの中死者数は、ドイツ人 812 人、グルジア人 565 人、オランダ人 120 人と記録があるそうで、 1,500人近くの兵士と民間人が殺されたことになります。
反乱が終息したのはドイツが降伏した以降です。終息したのは5月20日で、ドイツ降伏後から2週間が経過しているためテッセル島は「ヨーロッパの最後の戦場(Europe’s last WWII battlefield )」とも呼ばれこともあります。
テッセル灯台は島のシンボル
このテッセルの地ビールのパッケージにも灯台が描かれており島のシンボルのような灯台になっています。高い建物がないテッセル島でひときわ目立つ赤いテッセル灯台、歴史の名残を気づかせてくれながら今日もテッセル島の海を照らします。
テッセル灯台近くのレストラン情報
灯台を見ながら食事をできるレストランTorenrestaurant Texelもあり、地元の地ビール、telexsの生ビールを飲むのもおすすめです。
テッセル灯台近くにレストランがいくつかあり、浜辺にもあります。灯台を楽しむならおすすめなのが、 というレストランです。灯台を見ながら飲むテッセル生ビールは格別でした。
食事の方はぼちぼち……という感じでしたが、場所代でしょう。個人的には満足のいくレストランです。
住所・場所
Torenrestaurant Texel
住所:Vuurtorenweg 184, 1795 LN De Cocksdorp
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