オランダのアムステルダムにある3Dプリンターの橋(MX3D BRIDGE)は、 2021年7月にオープンしたアムステルダム運河の新名所。アムステルダムにある3Dプリンターの橋について実際に行った時の様子や場所、住所などをまとめて掲載しています。
オランダにある3Dプリンターの橋
2021年7月にオープンした3Dプリンター橋はアムステルダム中央駅近く、レッドライト地区の近くの運河にありました。アムステルダムの街並みに、ひときわ目立つ近代的なデザインが特徴です。
2015年コンセプト作成
最初に橋のコンセプトが作成されたのは 2015年。アムステルダムの設置場所も決められていました。
デザインが完成し、2018年ダッチデザインアワードを受賞し、ダッチデザインウィークで橋の一部が公開されていました。これが初めてのお披露目だったそう。屋外に橋の一部が展示され、実際に渡れるようになっていました。
2021年7月オープン
プロジェクトの開始から6年後 、2021年7月初めにオランダのマクシマ 王妃 が参加した開通式が行われ、正式オープンを迎えました。ロボットがテープカット!
3Dプリンター橋を渡ってみた
アムステルダムの3Dプリンターの橋まで行って渡ってきました。実際に見る3Dプリンターの橋はうねりがきいている不思議なデザインです。
橋を渡りながら橋の手すりをたたいてみている人が沢山(笑)どんな素材なんだろう……触ってみたくなる、とてもカッコいい橋です。
このうねりや模様が特にカッコいいのですが、デザイン性だけでなく、強度にも影響しているのでしょうね。ただデザイン性が高いだけでなく、実用性を高める中でカッコいい……ダッチデザインの神髄を見た気がします。センサーで交通量や痛み具合も把握できるようにしているらしいのですが、どこにセンサーがあったのか分かりませんでした。
アムステルダムのレンガ造りの街並みの中にある、最先端の橋という組み合わせがまたそそります。 12メートルという短い長さの橋なのであっという間に渡り終わってしまいますが、わざわざ渡りに行く価値がありそうな橋でした。 橋を渡りに行っただけなのですが、建築が好きな人にはとても面白い場所だと思います。アムステルダム観光がてら足を運ぶのも良さそうな場所です。
MX3D BRIDGE
アムステルダムにある3Dプリンターの橋は、 Joris LaarmanLab設計、 MX3Dという金属を使った3Dプリントを専門の 企業により手がけられました。MX3Dは、独自の技術、標準的な産業用ロボット、電源を組み合わせることで、大規模な3Dメタル印刷を可能にしているそうです。
橋のプレートにMX3D BRIDGE書いてあり、記載されているホームページ
https://www.smartbridgeamsterdam.com/
ではMX3D BRIDGEのより詳しい説明が英語で読むことが出来ます。
アムステルダムの新名所
筆者が3Dプリンターの橋へ行ったのは設置から3ヶ月経った2021年10月ですが、橋で写真を撮影している人がひっきりなしに来ていました。アムステルダムの新名所になっている様子です。 アムステルダムのこの辺りは、1本通りを入ると飾り窓やセクシーな衣装やグッズが販売されているエリアになります。そんな歴史的な地区に最先端の橋がかかるのもアムステルダムらしさなのかもしれませんね。
3Dプリンターの橋がある場所
この面白い橋がある場所はオランダのアムステルダム中央駅のレッドライト地区の近くです。
住所: Oudezijds Achterburgwal 116B, 1012 DT Amsterdam
Googleマップには、3D-printed Steel Bridge、ストーフ橋(214番橋)Stoofbrug (Brug 214)という名前で、Stoofsteeg, 1012 EC Amsterdamという住所の目的地もありましたが、どちらでも到着します。
MX3Dの公式ホームページ
橋のプロジェクトについて
https://mx3d.com/industries/infrastructure/mx3d-bridge/