映画「恐竜が教えてくれたこと」について原作や、作者、オランダ語の映画タイトルやロケ地、など、映画「恐竜が教えてくれたこと」に関する情報を掲載しています。
映画:恐竜が教えてくれたこと
映画「恐竜が教えてくれたこと」は2019年2月にベルリン国際映画祭 (Berlin International Film Festival) で上映され 2019年7月にオランダで公開されました。日本は2020年3月から公開されました。
映画タイトルについて
オランダでの映画タイトルと、英訳されたタイトルについてです。日本語では「恐竜が教えてくれたこと」というタイトルになっていますが、英語とオランダ語ではタイトルが異なります。
- My Extraordinary Summer With Tess(英語タイトル)
- Mijn bijzonder rare week met Tess (原題:オランダ語)
オランダ語の「 bijzonder rare」の意味は「非常に奇妙な」と言った意味で、英訳されているタイトルの「Extraordinary」というような意味です。オランダ語の映画タイトルは原作の「Mijn bijzonder rare week met Tess」そのままのタイトルでした。
邦題は「恐竜が教えてくれたこと」とオランダ語の英語タイトル、英語の映画タイトルとは異なる趣のタイトルになっています。映画のポスターに「地球最後の恐竜は、自分が最後って知ってたのかな?」とありました。こちらは原作の本文にも出てくるセリフです。『恐竜』にフォーカスしたタイトルと広告になっているようで、公式ホームページやポスターにも恐竜の絵が沢山描いてあります。
受賞歴
第69回ベルリン国際映画祭ジェネレーションKplus部門国際審査員賞スペシャルメンション受賞
監督: ステフェン・ワウテルロウト
Steven Wouterlood
映画 「恐竜が教えてくれたこと」の監督は、オランダ ユトレヒト出身の映画監督です。「2019年最も注目すべきヨーロッパ映画監督のひとり」に選ばれるなど、今後の活躍が期待されているオランダ人監督です。
予告編動画
映画公式サイト
恐竜が教えてくれたこと原作「 ぼくとテスの秘密の七日間 」
「恐竜が教えてくれたこと」 はオランダの児童文学が原作ですが、日本語訳された本、ぼくとテスの秘密の七日間 を日本語で読むことが出来ます。
野坂悦子/訳、きたむらさとし/絵、フレーベル館
- 第61回青少年読書感想文全国コンクール小学校高学年向け課題図書
- 全国学校図書館協議会選定図書
- 日本図書館協会選定図書
子供が主人公で読みやすく、児童文学という立ち位置ではありますが大人が読んでも面白い本でした。
作者 : アンナウォルツ (Anna Woltz )
「 ぼくとテスの秘密の七日間 」の作者は、アンナ・ウォルツです。アンナ・ウォルツは、ロンドン生まれ、オランダのデン・ハーグで育った児童文学作家です。日本語訳されている本は3冊あります。
ぼくとテスの秘密の七日間
(オランダ語:Mijn bijzonder rare week met Tess)」
100時間の夜(オランダ語:Honderd uur nacht)
おいで、アラスカ!
- 発売日 : 2020/3/23
アンナ・ウォルツの公式ホームページ
https://annawoltz.nl/ オランダ語・英語
ロケ地
ロケ地はオランダ北部の島テルスヘリング島( Terschelling)です。原作の舞台テッセル島と同じ西フリースラント諸島の島で、テッセル島よりさらに自然豊かな島です。
舞台
原作では、舞台はオランダ北部の島「テッセル島」となっています。 テッセル島は 派手な観光名所がない自然にあふれる島で、オランダ人のバケーションと、「観光」を好む日本人とのバケーションの価値観の違いを如実に表していそうな島です。
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参考:オランダを舞台にした小説
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