オランダのスキーダムにある市立美術館(StedelijkMuseumSchiedam)について、場所や、2020年に行った時の様子を掲載しています。
スキーダム市立美術館外観
スキーダム市立美術館はStedelijkMuseumSchiedamといい、日本語はスヒーダム市立美術館と表示されることもあるようです。歴史を感じる外観でした。
スキーダム美術館の特徴
スキーダム市立美術館は、現代アートの作品展示が多くありました。企画展が多いようなので、また行った時は違う雰囲気を感じられそうです。美術館入ってすぐの印象的な赤い壁は、シンプルな歴史ある外観からは想像もつかない鮮やかさでとても印象的でした。この壁はオランダの建築集団 MVRDVのリフォーム作品。元のモニュメントを傷つけることなく取り付けているそうで、取り外しも容易にできるとのことでした。展示されている作品の面白さはもちろん、この内装を見るだけでも楽しい美術館でした。
作品展示
スキーダム市立美術館は、現代アートの作品を多く展示する美術館です。時期によって色々な企画展が開催されているようなので、その時々で違った雰囲気になりそうな美術館です。CoBraの作品も頻繁に展示されているようでした。
マーク・ロスコ
2019年3月16日から2020年3月22日まで(現在は終了しています)
アメリカの画家、マーク・ロスコ(Mark Rothko)の作品展示がありました。別室のような隔離された薄暗い瞑想スペースのような場所で、順番に作品鑑賞ができました。ロッテルダムにあるボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館に所蔵されている作品のようですが、改修のためこの時期スキーダム市立美術館で鑑賞できるようでした。
the Volkskrant Visual Arts Prize
2020年2月1日~3月22日(現在は終了しています)
私が行った時は、the Volkskrant Visual Arts Prizeといって、若手アーティストの展示がありました。個人的にとても印象的だったのが、Sharelly Emanuelsonさんの作品。映像をレースの布に投影しているのですが、下の床にも透けてとても幻想的な雰囲気でした。
時期によって展示作品は異なりますが、印象的な赤の内装と現代アート作品のセレクションも面白く、足を運びたい美術館の1つです。アムステルダムなどの人気観光地の美術館に比べると、観光客も少なく、とても良い雰囲気でゆったり作品鑑賞を楽しめました。
コインロッカー
無料のロッカーがありました。壁と同じ鮮やかな赤色です。コイン不要で無料で使う事が出来ました。
場所・住所
Hoogstraat 112, 3111 HL Schiedam
スキーダムは風車の街ともいわれ、街歩きや風車見学も楽しい街でした。ロッテルダムから近く見どころが多いのに観光客が少ない、オランダの穴場観光地の街だと思っているので、お時間が取れる人は足を運んでみて下さい。
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