シェンゲン協定加盟国は「パスポート無し」でも移動できる、と言われているヨーロッパ旅行。パスポートは本当に要らない?ヨーロッパの移動は本当にパスポート無しでできるのでしょうか?
【結論】パスポート確認なしでヨーロッパ旅行を出来たこともありました。
シェンゲン協定は、加盟している国において、出入国審査(パスポートコントロール)なしで国境を越えることを許可されている協定です。ヨーロッパ内の移動を自由にするため、1985年6月に調印されました。 シェンゲン協定加盟国を移動する場合は、出入国審査がないということでヨーロッパ 移動 パスポートなしで出来たたこともありました。陸続きなので電車や車で国境をまたぐこともできるので、いつの間にか違う国に入っている!ということもあります。高速鉄道などを利用した際にも、国をまたぐのにもかかわらず、パスポートコントロールがなく、パスポート確認なく移動するという事も実際にしたことがあります。
「ヨーロッパ」といってもパスポートコントロールなしで移動できるのは シェンゲン協定加盟国だけで、 ヨーロッパ全部の国が加盟しているわけではない点はご注意ください。
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パスポート確認されたこともありました。
といことでシェンゲン協定は、加盟している国において、出入国審査(パスポートコントロール)なしで国境を越えることを許可されているわけですが、これまでヨーロッパを移動している中では
- 飛行機搭乗の際
- 国境を超える高速鉄道タリスの中で
にパスポートやIDを確認されたことがあります。飛行機に搭乗する際でも、確認がなかったフライトもありましたが、基本的には確認があります。
パスポートは携帯がおすすめ
え、じゃあ、結局パスポートは必要なの?かというとパスポートやIDの携帯がおすすめです。先に書いたようにパスポートなしでヨーロッパ旅行をできるかというとシェンゲン協定加盟国をパスポートなしで移動できたこともありますし、多くの場合、ヨーロッパ内を旅行するには オランダ在住の方は持っているIDカードで十分なことが多いかもしれません。パスポートは要らない場合でも身分証明書の携帯ごすすめです。日本で身分証明書というと免許書やその他書類などを使いパスポートを使う場面は少ないかもしれませんが、 海外で日本の免許書などの身分証明は使えません。日本のパスポートは海外旅行中も有効な身分証明書です。
海外で有効な身分証明書として自分の身分を証明する際に必要な場面は、日本の国内旅行以上にありました。例えば、日本人は若く見られるので、お酒を飲みたい際、買いたい際にも身分証明を求められる場面もあります。カジノや音楽イベント、クラブなど年齢制限のある施設に入場する際、ホテルにチェックインする際も、身分証明書が必要な場合が多かったです。
という訳で、ヨーロッパの移動はパスポート無しでできる国もありますし、移動したこともありますが、提示が必要な場面もありますので携帯がおすすめです。
絶対パスポートが要らない?面白国境
オランダには、面白い国境線の場所があります。
3国国境地点
ドイツ、ベルギー、オランダの3国が交わる国境地点なのですが、この場所で歯パスポートコントロールはありませんでした。3か国地点を行き来する際にパスポートチェックしていたら大変ですね。
オランダの三国国境地点は、オランダ、ベルギー、ドイツの三か国の国境が交わる地点です。ファールス (Vaals)という街のファール山にあり観光地になっています。2019年に行ったときの様子や、行き方、住所などについて掲載しています。[…]
飛び地の町
オランダの中にベルギーがある飛び地の町、バールレナッサウ。この町でいちいちパスポートチェックをしていたら大変なことになりそうです。少し歩けばベルギー、また少し歩けばオランダ、という面白い形の町です。
オランダとベルギーのバールレ=ナッサウ(Baarle=Nassau)は 国境線だらけ、飛び地の不思議な街です。場所や、実際に行った時の様子をまとめて掲載しています。 国境線だらけの飛び地? バールレ=ナッサウ(Baarle=[…]