子供のパスポート

子供のパスポートについて、何歳からとれるの?更新は?署名は?必要書類は?など子供のパスポートに関する情報をまとめて掲載しています。

子供は何歳からパスポートが取れる?

子供は0歳から取得可能です。というか海外旅行など海外への渡航する場合0歳から1人1冊、パスポートが必要です。
あれ以前は、不要だったよね!?という方も居るかと思います。1995年の旅券法改正時に親子パスポートが廃止され、これまで親の旅券に併記しておけばよかった15歳未満の子供も自分の旅券が必要となりました。という訳で、0歳の子供からパスポートの取得ができます。

子供が取得できるのは5年パスポートのみ

20歳未満(19歳まで)の子供、未成年は10年パスポートの申請はできず、5年間有効のパスポート申請しか出来ません。容貌の変化が著しいということで、20歳以下の子供のパスポートは自動的に青い色の5年パスポートとなります。

子供のパスポート申請に必要な書類

必要な書類は基本的に大人と同じです。

1、一般旅券発給申請書

  5年用の一般旅券発給申請書

2、戸籍抄本または戸籍謄本

親と一緒に申請する場合( 同一戸籍内のご家族の方が同時に申請する場合)は子供用に別に用意しなくても同じ書類で大丈夫です。

3、パスポート用の写真

子供が1人で写っている顔写真が必要になります。

子供のパスポート写真は撮影に一苦労

パスポート写真は背景はもちろん、顔も笑顔ではない、目線が入っている、顔の大きさなど規定があります。赤ちゃんの場合は抱っこしている手がはいってもいけません。子供のパスポート写真はとにかく大変でした。目線が入らない…入ったと思ったら口が笑っている。苦労しない人がうらやましい位の大変さでした。

証明写真のボックスで撮影したのですが、自宅で白いシーツ背景で寝かせて撮影という方法や、写真スタジオに行くという方も。その方が楽そうだなと後から聞いて思いました。私の場合は、証明写真のボックスで撮影し、何度も取り直して時間がかってしまいました。

4、本人確認書類

子供本人の確認書類が必要です。1点で大丈夫な書類と、2点必要な書類があります。

  • 写真付のマイナンバーカード

中学生以下の子供の本人確認書類は、下記の「1点でよいもの」がない場合、次のいずれかの組み合わせで書類を提示でも可能です。

  • 本人の健康保険証と学生証(写真付きのもの)
  • 本人の健康保険証とこども医療費受給資格証(中学生以下に限る)

パスポート更新の場合は以下でも可能です。

  • 有効な日本国旅券
  • 失効後6か月以内の日本国旅券(氏名及び写真で申請者が確認できるもの)

子供のパスポートの署名欄

パスポートには「署名欄」があり、自著が基本ですが、小学生以上の方は、原則本人が署名となっているそうです。文字が書けない子供の場合は、親が書いても大丈夫だそうです。名前に習っていない感じもあって心配していたのですが、ひらがなでの署名も大丈夫でした。
問題は幼児さん。実際4歳の子供がパスポート申請するときは、自分の名前だけでもしっかり書けるように練習しました。

とはいえ、絶対文字は無理!という年齢の子供もいますよね。その場合は代理署名が可能です。

代理署名できるのは

  • 申請者の法定代理人(親権者・後見人)
  • 申請者の配偶者
  • 申請者の渡航に同行する者

子供のパスポートの申請と受取について

子供は幼稚園や保育園、小学校、中学生など学校もあり一緒に申請は受け取りが難しいという人もいますよね。

親が代わりに申請できる

パスポート申請は本人が行けない場合、子供のパスポート申請を親が行っても大丈夫です。子供と一緒に行った際は、退屈して大変でした。親が代わりにするというのも良い方法かと思います。

受取は必ず本人が行かないといけない

ただし、パスポートの受け取りは必ず本人が行かないといけません。
親が子供のパスポートを代理申請した場合も、受取の際は子供本人も同行する必要があります。0歳児の赤ちゃんも、子供が何歳でも本人が一緒に受け取りに行く必要があります。

子供のパスポート申請料金・金額

同じ5年パスポートの未成年申請でも金額が異なります。 申請時に12歳未満の方はパスポートの手数料が減額されます。もし11歳の子供が12歳で使用するパスポートの申請であれば11歳のうちに申請した方が金額がお得そうです。

具体的には

12歳以上のパスポート申請料金・更新料金

都道府県収入証紙 2,000円+収入印紙 9,000円=合計11,000円

12歳未満のパスポート申請料金・更新料金

都道府県収入証紙 2,000円+収入印紙 4,000円=合計6,000円

子供パスポート金額は11歳までがお得!?

11歳と12歳で倍くらい違うのですよね。もし12歳の時に使用するパスポート申請を検討しているのなら、11歳のうちに申請した方がお得なことがありそうです。

ちなみに1点注意点があります。「年齢計算ニ関スル法律(年齢計算に関する法律)」というのがあるそうで、年齢は誕生日の前日に1歳加算されます。つまりパスポート申請の法律上は12歳の誕生日の前日に12歳となるため、前日の申請では12歳での申請という事になり、金額が変わります。もし11歳のうちに申請したいのであれば、12回目の誕生日の前々日までに申請する必要があることをお忘れなく。

12歳と11歳の子供の料金さや、申請は親だけでも大丈夫など、子供のパスポートに関して役に立ちそうな情報をまとめて掲載しました。個人的には幼児期の写真撮影が本当に大変だったので、撮影スタジオの利用などが可能であればそちらの方が楽かと思います。



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