シンタマーティン(シントマールテン)

オランダのシンタマーティン(シントマールテン/シントマールティン)という文化、習慣について、いつ行われるか、どんな事をするのかなど、まとめて掲載しています。

シンタマーティン(Sint Maarten )

オランダにはシンタマーティンという文化、習慣があります。Sint Maartenとつづり、英語読みだとシンタマーティン(シントマーティン)、オランダ語読みだとシンタマールトゥン(シントマールテン / シントマールティン)などと呼ばれます。

毎年11月11日に開催

シンタマーティンは毎年11月11日の夕方あたり、暗くなってから行います。
子供たちはランタンを持って、近所の家へ家へをノックします。ランタン(オランダではランピョンと呼びます)はオランダの学校で作る所が多いようです。毎年デザインや形は違いますが思い思いのランタン・提灯を用意。

ランピョンスティックと呼ばれるライトの棒・スティックは、この時期になるとオランダの雑貨店で販売されています。通販サイトだと1年中買えるようです。

シンタマーティンのスティック

オランダのシンタマーティンでは、訪ねて行ったお家のドアを開けてくれた人の前でシンタマーティンの歌を歌います。お家の人は、歌を歌った子供たちにお菓子をあげます。子供たちが家に来てお菓子をあげる……ハロウィンに近いイメージですね。

聖マルティヌスの日

Sint Maarten は日本語でいうと聖マルティヌスの日です。英語だと St. Martin’s Dayと記載し、オランダ語では Sint Maarten と記載します。

ドイツやスイス、スペインなど、各国の聖マルティヌスの日について、Wikipediaに詳しく記載がありました。

聖マルティヌスの日

聖マルティヌスの日は収穫祭の日であり、冬の始まりの日ともされる。


プロテスタントでは、この日は、聖マルティヌスではなく、宗教改革を起こしたマルティン・ルターを祝う意味でこの行事を行う。

ドイツ南部では、この日の前夜に「狼払い」が行われる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

オランダでも行わない地域もある

シンタマーティンは オランダではシンタクラースの歌を歌いシンタクラースの到着を歓迎する伝統的なイベントにもなっていますが、オランダ全土ではなく一部地域で行われているイベントのようです。特に、

  • 北ホラント州
  • リンブルフ州
  • フローニンゲン州

辺りで祝われているイベントのようです。 そのためオランダ国内でもシンタマーティンが行われない地域もあります。オランダの州については以下にまとまっています。

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シンタマーティン用のお菓子を用意

そのため上記の州に住んでいる、11月11日の夕方に家に居る、子供たちが近くに住んでいる場合や通りに面している家に住んでいる場合は、シンタマーティンの子供たちのために、お菓子の用意をしておくと子供をがっかりさせません。お菓子はスーパーマーケットで販売されているシンタクラースのお菓子でも、グミでもチョコレートでもなんでも大丈夫です。

シンタマーティン用にお菓子をまとめて用意してくれているお家や、来ないと思っていた!忘れていたのごめん!とパンやみかんをくれる家もありました。何でも良いのであげると子供は喜ぶと思います。

11月11日の夕方は、オランダでランタンを持った子供たちを沢山見かけるかもしれません。聖ニコラス到着のパレード同様、オランダの子供たちにとってはとても大切なイベントです。 聖ニコラス到着のパレードはシンタマーティン後の最初の土曜日に行われます。(地域により日曜日の場所もあるようです。)

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2020年は控えるよう呼びかけ

新型コロナウィルスの影響が大きい2020年のシンタマーティンは行わないよう呼びかけがされているとオランダのニュースで報じられました。楽しみにしている子供たちや地域住民にはとても悲しい年となります。

以下、シンタマーティンを控えるよう報じているオランダ語のニュースです。



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