デルフトの旧教会 Oude Kerkの行き方や、チケット購入、場所、旧教会に眠るオランダの偉人、実際に行った時の様子を掲載しています。
見どころ
デルフト旧教会（Oude Kerk Delft）はデルフトにある最も古い教会です。旧教会の歴史は1246年に遡ります。世紀にもわたって建てられ、改築されてきた歴史ある建物になっています。デルフトの運河沿いにある旧教会は、新教会と共にデルフトのシンボル的な建物になっています。
オランダの偉人が眠るデルフト旧教会
オランダの旧教会には、オランダの偉人が多く眠っています。日本でも名前が知られたオランダの偉人も眠っており、 合計で約400人がこの教会に埋葬されているそう。
レーウェンフック
Antonie van Leeuwenhoek
デルフト生まれのアントーニ・ファン・レーウェンフックは「微生物学の父」と呼ばれる世界で初めて微生物を観察した人物です。
ヨハネス・フェルメール「天文学者」「地理学者」のモデルは、レーウェンフックともいわれています。
フェルメール
Johannes Vermeer
そして、デルフト出身で今なお世界中にファンがいる画家、フェルメールのお墓もデルフト旧教会にあります。ちなみに、フェルメールのお墓は写真のものと、少し立派なもの2つがあります。
フェルメールの聖地巡礼として新教会のお墓を訪れる人も多いよう。
ピート・ヘイン
Piet Hein
デルフト生まれでオランダで最も有名な海軍の英雄の1人、ピート・ヘイン。
オランダ西インド会社 (WIC) の委託を受けて、スペインなどに対していくつかの勝利を収めました。ひときわ立派はお墓が旧教会にあります。
マールテン・トロンプ
Maarten Harpertszoon Tromp
日本では、フェルメールやレーウェンフックの方が知られているかもしれませんが、 マールテン・トロンプはオランダの歴史の中で欠かせない英雄的な人物です。
八十年戦争でスペイン艦隊を破り、スペイン・ポルトガルの大艦隊をも撃破した。オランダ海軍の名将です。旧教会に立派なお墓があります。
デルフト旧教会には偉人のパネル紹介もあるので、日本では知られていない人物のお墓もありますが、この機会にオランダの歴史上の人物を知るのも興味深いかもしれませんね。
デルフト旧教会はオランダの斜塔！？
ちなみに、デルフト旧教会は、ピサの斜塔ならぬオランダの斜塔でもあります。建設途中で既に傾いていた土台の上にまっすぐに建てられた為に斜塔となっています。崩壊の危険性から、塔を教会の屋根まで取り壊すという話も出たことがあるのですが、改修・補強工事が行われ現在も斜塔のまま存在しています。デルフトの斜塔、遠くから見ると確かに傾いていました！
チケット購入・予約
デルフト旧教会のチケットは公式ホームページや当日窓口で購入できます。デルフト新教会とセットになったチケットが購入可能でした。事前に日本語でチケット購入できるサービスもあり、このままバーコードをかざして入場できるのでとても便利でした。
基本情報
開館時間
午前10時から午後5時。日曜日が定休日です。
チケット予約可能な営業カレンダーは以下になっています。
住所・地図
HH Geestkerkhof 25, 2611 HP Delft
公式サイト
https://oudeennieuwekerkdelft.nl/
デルフト新教会と旧教会
旧教会とセット券が販売されている旧教会には、オランダ王家のお墓が多くあります。徒歩5分ほどの距離にあり、併せて観光を楽しみやすい施設です。
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