オランダのヨーロッパ文化遺産の日 、毎年9月の第二週の土日に行われるオープンモニュメントデー（ Open Monumentendag ）について日程や、参加したときの様子を掲載しています。
オランダのオープンモニュメントデー
- Open Monuments Day（英語）
- Open Monumentendag （オランダ語）
オランダでも1987年からOpen Monumentendag（オープンモニュメントデー/オープン・モニュメント・デイが開催されています。オランダのオープンモニュメントデーは、 毎年9月の第二週目の週末です。普段から入れる文化財、歴史的な施設はもちろん、 オープンモニュメントデーだけ公開される貴重な場所もあり、普段は入ることが出来ない建物や施設にも入ることが出来る特別な日です。 お隣のベルギーなどは地域によりオープンモニュメントデーの日が異なるようですが、オランダ国内でオープンモニュメントデーの日にちに違いはありません。どの地域でも毎年9月の第二週目の週末となります。
2024年のオープンモニュメントデー
2024年9月14日 – 9月15日
オランダのオープンモニュメントデーは、毎年9月第2週の土日です。フランス文化遺産の日は毎年9月の第3週ですが、オランダは1週間ずれています。
施設によって土曜日のみ、日曜日のみ開催されているところがあります。 ホームページでZaとあれば土曜日、Zoとあれば日曜日の開催です。土曜日と日曜日では公開時間が違う場所もありました。
オランダ語で、日曜日、月曜日など曜日は何というのでしょうか。以下に記載しています。英語と表記が似ている曜日と似ていない曜日があります。 月曜日 maandag マーンダグ 英語のMondayと少し似て[…]
予約が必要な施設も
予約が必要な建物もあります。（予約はオランダ語のみでした。）風車、砦といった、オランダの歴史を感じる建物にも入れます。また、普段から入れるけどオープンモニュメントデーのみ入場料金が無料になる建造物もあり、歴史的な建物巡りをするにはとてもお勧めの日です。アムステルダムのほか、色々な街で行われています。
参加したときの様子
2020年実際にオープンモニュメントデーに参加してきた時の様子です。この年は、アムステルダムではなく、アムステルダム近くのハーレムという街を巡りました。その中で2施設の紹介です。2020年はコロナウイルスの関係もあり事前の登録が必須となっていたようです。公式ホームページから登録をし、届いたメールを見せての入場となりました。
グローテ・オフ・セント・バーフォ教会
De Grote of St. Bavokerk
ハーレムのメイン広場、グローテマルクト広場にある教会です。普段から有料で入ることが出来るのですが、この日は無料での入場が可能でした。椅子が並んでおり、パイプオルガンの演奏、ピアノの演奏などコンサートも楽しめとても良い雰囲気でした。
市庁舎
Town Hall Haarlem (Stadhuis Haarlem)
ハーレムの市庁舎、今は結婚式など使用できるそうです。市役所で結婚式というと、日本では考えづらいですが、この内装を見ると納得かもしれません。とても素敵な雰囲気で結婚式が出来そうです。
- グローテ・オフ・セント・バーフォ教会
普段から公開されている場所をオープンモニュメントデーのみ無料で公開
コンサートを開催
- 市庁舎
普段は公開されていない場所ですが、オープンモニュメントデーの日のみ一般公開
といった感じで、色々な楽しみ方で文化遺産に触れることが出来るできるおすすめの日です。晴れていると街歩きを楽しみながら建造物を楽しめる特別な日になります。 ハーレムのその他のおすすめ観光スポットです。
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ヨーロッパ文化遺産の日
Europe: a common heritage
1984年に、フランスで毎年9月中旬の週末に、フランス文化遺産の日（Journées Du Patrimoine）が始まりました。フランスでは、毎年9月の第3週の週末に開催され、オランダのように普段入れない歴史的な施設や美術館などが見学可能となるほか、普段入場料が徴取されている施設も無料になるか、割引されているそうです。ヨーロッパ全体で行わる国が多いですし、開催される週も同じ9月中でもずれている国もあるので、文化遺産を楽しむ特別なヨーロッパ周遊旅行も楽しいかもしれません。