切り花のチューリップを選ぶ際、 長持ちさせるにはどんなチューリップを選んだらよいでしょうか。選び方のコツ、 長持ちさせるコツをまとめて掲載しています。
切り花のチューリップの寿命
切り花のチューリップの寿命は、部屋の暖かさによります。だいたい1週間程度が基本ですが暑い場合は4日程度、寒い場合は10日以上もつこともあります。
日持ちさせたいならつぼみを購入
チューリップというと、カラフルな色とりどりの花をイメージする方が多いかと思います。ただ、注意しなければならないのは「今」が見頃のチューリップを切り花で買ってしまうと、あっという間に花びらが開いて、見頃を終えてしまうことです。
色づいていないつぼみの方が長持ちする
つぼみもまだみどり色で、色づいていないつぼみの方がながもちします。とはいってもそれでは花瓶に入れ部屋に飾った時に少し寂しいという場合は、つぼみのチューリップと色づいているチューリップを混ぜるという方法もあります。全部緑ではなく選べるのであれば、少しでも色味がある切り花を混ぜると綺麗です。
緑色のつぼみを選ぶのは、せっかく花を買うのに華やかさがなく残念かもしれません。でも室温なら、1日2日かもすればあっという今に綺麗に色づいてくることが多いです。
葉っぱが綺麗かも重要
チューリップの葉っぱが綺麗な緑色をしているかも重要です。お花だけでなく葉っぱの状態も確認しておきましょう。
茎は太い方が真っすぐをキープしやすい
チューリップは切り花となった後も成長します。チューリップを飾る際悩むのは茎が曲がってきてしまう事。これはこれで綺麗なのですが、真っすぐのチューリップを楽しみたい人には少し残念に感じるかもしれません。
何度か飾ってみたところ、茎が太いチューリップの方がまっすぐでいる期間が長かったです。茎が曲がってきてしまうのは水を上手くすえてないからと聞きました。茎が太い方が水を上手くすえるのでしょうね。長持ちさせたいなら茎の太さを確認し、太いチューリップを選ぶのもおすすめです。
切り花のチューリップを長持ちさせる生け方のコツ
ではチューリップを長持ちさせる生け方はあるのでしょうか。何度か色々な方法をためしてコツにまとめました。
室温が低い所に置く
まず、室温は低い方が長持ちします。同じ部屋でも長持ちさせたい場合は直射日光の当たらない場所に置くなどの工夫で寿命が変わってきます。
水が葉っぱにつからないように
チューリップの葉が水につかると腐りやすいのだとか。水を少なめに入れる、水につかる部分のチューリップの葉をとるなどします。
水を切らさないように
水を少なめに入れた場合には、水がなくなっていないかこまめに確認をおすすめします。チューリップは吸水力があるので、水をよくすいます。
栄養剤
いろいろ工夫しましたが、最終的にはやはり栄養剤が効果があります。
チューリップが曲がってくる
チューリップは生けていると、茎が曲がってきてしまいます。先に書いたように茎が太い方が曲がってくるまでの期間が短い印象です。曲がってくる理由は吸水がうまくいっていないからことですが、色々がんばりましたがなかなか曲がらないようにするのは難しい印象です。 以下は個人的にチューリップが曲がってくるときに工夫しているコツです。
1面を壁につける
四方八方に曲がっているとだらしな印象もでてしまいますが、一面を壁につけるとそれなりに見えました。チューリップが曲がってきたら壁際におくという方法なら壁が曲がっているチューリップをささえてくれるので、それなりに見えました。
姿勢強制?夜間は壁際へ
これも個人的な解決策なのですが、寝ている間は壁際にチューリップを寄せ、姿勢強制のようにする事で効果がある場合もありました。これはプロにおすすめされた方法ではなく個人的な方法なのですが、曲がってきたばかりの時などは効果があった気がします。
短く切って飾る
曲がっている開いてくるチューリップを生かして、短く切り、小さめの花瓶 (IKEAのKARAFFという小さな花瓶を使用) に花瓶のふちに沿うように飾ると、長いチューリップとはまた雰囲気は変わりますが、小さなブーケのようになり綺麗でした。
ギフトには咲いている花を
長持ちはしませんが、ギフトだとつぼみは少し寂しいかもしれませんね。ギフトの場合は華やかに咲いているものを選ぶ方がおすすめです。
アレンジメントや通販なども咲いている状況のものが多いかと思います。 行きつけのお花屋さんで買うなら、つぼみを混ぜて貰うのも良い案かもしれません。
チューリップの造花も人気
どんなチューリップの切り花を選んでも、ずっと咲いてはくれません。そこで人気となっているのがチューリップの造花です。
枯れない花にもかかわらず、本物の花のような柔らかい感触が人気です。プレゼントやギフトには、チューリップの造花を選ぶという方法もあります。