【オランダ】軒先の国旗とぶら下がったカバンは卒業の合図

オランダで6月末頃になると、家の軒先に国旗とリュックサックやカバンがぶら下がっているのを見かけることがあるかもしれません。これは学校を卒業するよという合図、オランダの文化、習慣です。

オランダの卒業シーズンは6月末頃

日本では3月末が卒業シーズンですが、主に7月から学校が夏休みに入るオランダでは卒業シーズンは6月末頃です。例年 6月中旬頃から7月頃になると卒業シーズンに合わせて、日本では見かけないオランダの習慣を見かけます。

卒業の合図、軒先のリュックサック

6月末頃のオランダでは、こんな風に軒先に国旗とカバンがぶら下がっている家があるかもしれません。一見すると何事!?という感じかもしれませんが、これはこの家の子供が、高校の卒業試験に合格したよ、無事に卒業できるよといったおめでたい合図のようなものです。国旗以外にもgeslaagd!(合格)と書いたポップなどを飾り、盛大にデコレーションしている家もありますね。

彼らが合格の通知を貰った時の様子を見ると、盛大に飾りたくなる気持ちが分かるかもしれません。オランダ語のニュースですが、喜びの様子は言葉を超えて伝わるかと!国旗やカバンを飾っている様子も少し映っています。

国旗と一緒に飾られているカバンは通学に使用していたカバンなのだとか。リュックサック、トートバッグ、使用していた本なんかを飾る家もあるそうです。

そして、国旗はオランダの国旗をよく見かけますが、駐在員や移民の多いオランダでは出身国の国旗を掲げて卒業を祝っている様子もみかけたことがあります。まだ日本の国旗はまだみたことがありませんが、見かけたら「おめでとうございます!」と日本語で声をかけたくなりますね。

オランダの文化、習慣

ところ変われば習慣も変わる、軒先の国旗とカバンだけではなくオランダには日本からすると面白い習慣や文化が色々とあります。
興味がある方はこちらも是非!

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