オランダに住むには?オランダに住む方法

オランダに住むには?オランダに住む方法は?とよく聞かれるのでまとめをつくりました。オランダに住むために必要なものを4つに分けてまとめて掲載しています。

オランダに住みために必要な4つもの

オランダに住むために必要なものは?とオランダ在住者に聞いたら色々なこえがあります。ですので、ひとつの情報としてご参考までに。オランダに限らずかもしれませんが、海外生活でこれは絶対必要だなと感じる4つのものです。

  1. ビザ
  2. お金(仕事)
  3. 語学力
  4. 適応力

オランダでは日本人は外国人になりますので、言うまでもなく「ビザ」は必要になります。その上で、お金、語学力、適応力も必要になるでしょう。

【1】ビザ:3ヶ月以上オランダに住むためにはビザが必要

日本国籍、日本のパスポートでオランダに滞在する場合、ビザなしでオランダに入国でき、3ヶ月(90日)まで滞在できます 。つまり3ヶ月ならビザなしでオランダに住める状況だということです。( シェンゲン協定の「あらゆる180日間における最長90日」 という規定内の期間です。オランダ以外のシェンゲン協定加盟国に滞在していた場合は状況が異なります。)

シェンゲン協定で許可された90日以上オランダに住みたい場合は「ビザ」を取得し、オランダの滞在許可を得る必要があります。日本人はオランダでは外国人ですので、オランダに滞在するための合法な滞在許可が必要です。許可された期間を超えてビザなしでの滞在することは不法滞在となります。 オランダに日本人が合法に滞在できるビザはいくつかありますが、良く知られているものは以下のビザです。

ワーキングホリデービザ

オランダは2020年に新しくワーホリ制度が始まりました。毎年200人という年間発給枠があります。 居住申請書の提出時に18歳から31歳、扶養されている子供を伴わないなどいくつかの条件がありますが、取得しやすいビザのひとつです。

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フリーランスビザ(個人事業主・起業家ビザ)

起業家として居住許可を取得してオランダに住むことが出来ます。ビジネスプランを提出、起業用の資金を用意するなどが必要となりますが、日本人は比較的取得しやすいと言われているビザのひとつです。

ビザサポートのある会社で働く

ビザサポートをしてくれる会社に勤めことが出来れば、仕事の心配も生活の心配もなくなりますね。ビザサポートをしてくれる会社で働いて、発酵されたビザでオランダに住むこともできます。

パートナービザ

オランダ人パートナーがいる場合は、パートナービザで合法にオランダに住むことが出来ます。期間内に合格しないと罰金というオランダ語のテストなどもあり、簡単に取れるとはいえ試練もあるそうです。

【2】お金:ビザはあるけど家がない?生活費が稼げない?

ワーキングホリデーやフリーランスビザなど、日本人はオランダのビザが比較的取りやすい環境という情報があります。ただし、注意したいのがビザはあくまで「滞在許可」である点です。生活をするためには、家を探して住むところを確保する事、また生活費が必要です。 貯金や財産など、お金がなく住み続けたい場合は生活費を稼がなければ住み続けることは難しくなります。

生活費は1人でオランダに住むのか、家族でオランダに住むのか、オランダのどこに住むのかでも大きく違いますが、何にしろビザがあっても家もなく仕事もお金もない状況ではオランダに住むのは難しいでしょう。

最近では日本からリモートの仕事をオランダでしている人も居ると聞きました。

オランダ在住者でも利用している人が多いサービスです。 日本最大級のクラウドソーシングサービスなので、在宅での仕事が探しやすいかもしれません。このようなサービスを利用して、リモートで仕事をしながらオランダに移住、生活するという方法もあるのかもしれませんね日本の銀行からオランダの銀行へ送金する際に

という送金サービスが便利でした。

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なんにしろ、ずっと生活できるだけのお金がないなら、オランダ生活で稼がないと生きていけないです。海外で仕事をする、仕事を探すというのは、日本より大変なことも多くあります。

また、賃貸で家を借りようという場合、お金の問題以前に「部屋が見つからない」という問題にも直面するかもしれません。オランダで家を探すのは、競争率が高く、なかなか大変です。

【3】語学力:英語は最低限必要。オランダ語も必要になる。

オランダの公用語はオランダ語ですが、オランダでは英語が通じる場面が多いです。オランダに住むとなると最低限英語が必要でしょう。観光のみの場合英語のみでも可能ですが、オランダに住むとなるとオランダ語が必要となる場面が多くあります。翻訳ソフトなど便利なものもありますし、サポートがある場合もあるので一概には言えませんが、語学力が全くなくオランダに住もうと考えているなら、相応の苦労があることは覚悟した方が良いでしょう。

【4】適応力:オランダは理想の国ではない部分も多い

海外生活、ヨーロッパ生活という漠然とした憧れでオランダに住みたいなら気を付けた方が良いかもしれません。オランダには日本のように気軽に開いているコンビニは無い、時間通りに丁寧に正確に配達してくれる宅配便は無い、役所ですら手続きが適当なことがある……などなど日本と比べて不便な点をあげたり、不満な点をあげたらきりがないのではと思います。日本と比べて〇〇が悪い、不便、そんなことを常に感じる人は、オランダ生活が難しいかもしれません。オランダのみならず海外で生活するには、忍耐力、そしてその国に適応する力が必要です。

オランダ生活にあこがれを持ってオランダ生活をはじめたら、強い風にどんよりした天気、ご飯は美味しくない割に値段が高く、家は見つからないし、不具合があっても大家さんは全然直してくれない……税金が高い……オランダ生活が辛い……など色々なオランダ理由でオランダを去る人はいます。オランダで楽しく生活している人の声が大きく「憧れの生活」に見えてしまうこともあるかもしれません。世界のどこの国でもそうだとは思いますが、オランダも良い面だけがある理想の国ではないという事だけは強く伝えたいです。

オランダに住む方法と、住み続ける方法は違う

オランダに住むこと自体は、先に紹介したように日本国籍者は3ヶ月滞在できますので、お試で住んでみるなどもできそうです。3ヶ月以上住み続けたい場合、ビザ申請を進めるのも良いでしょう。住むこと自体は出来ても、住み続ける、生活し続けるのは大変かもしれませんし、人により差がありそうです。

ビザがなく住める期間があるのだから、とりあえずオランダに行ってみる、そんな話も聞きましたが、単身やカップルでの移住ならそれでよいでしょう。お子さんと一緒の場合は、その子の日本での教育機会や人間関係を奪っての渡航になる事は覚悟しておきたい点です。海外での子育ては簡単なものではありません。以下におすすめの本をまとめています。

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以上、オランダに住むには?オランダに住む方法についてのまとめでした。オランダ移住を考えている方、オランダで生活をしたいと考えている方の参考になる点があれば幸いです。



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