大堤防の砲廓博物館【オランダ・ドイツ戦争の歴史】

Kazemattenmuseum ( Casemates Museum )

オランダとドイツ戦争の歴史を見学できる、大堤防アフスライトダイク防衛線がミュージアム Kazemattenmuseum (砲廓博物館)になり公開されています。2021年に実際に行った時の様子など、場所や展示の様子、チケット購入、所要時間などをまとめて掲載しています。

見どころ・おすすめ

Kazemattenmuseum (砲廓博物館) の見どころや、おすすめの観光ポイントです。

オランダ大堤防 アフスライトダイク の Kornwerderzandにあるミュージアム

オランダの締め切り大堤防Afsluitdijkは、オランダ北部にある世界最大の堤防です。 Kornwerderzandは、オランダの大堤防アフスライトダイクにある街で、締め切り大堤防の戦い (Battle of the Afsluitdijk)で実際に使われた砦がミュージアムになり公開されています。

駐車場から、ミュージアムまでは少し歩きました。

しかも、階段も多い道でした。高速鉄道沿いを歩くという貴重な経験。

ミュージアムの様子

ミュージアムに到着。ミュージアムという名前ですが、ほぼこんな感じなので草原に見えるかもしれません。

ルートがあり屋外を歩きながら、屋内の映像や展示などを巡るという感じでした。

防空壕のようなものでしょうか。中を覗けました。

延々と続く道。かなりの広さです。

屋外には大砲など使用されていたらしいものが展示されていました。

これはミュージアムの外からも見れます。

映像展示

映像の展示があります。大堤防の5月の戦いは知らなかった戦いでした。5月14日、日本の戦争の歴史で聞く日付とは違う日にちの戦いの映像です。知らなかったたためとても興味深い映像でした。

掩蔽壕の中へ

当時使っていたらしき掩蔽壕が公開されて中に入れました。

覗くと上が見えました。こうやってドイツ軍の動きを見ていたのでしょうね。

ほぼほぼオランダ語の施設かと思ったら、説明はオランダ語、英語、ドイツ語でありました。

実際に行ってみての感想

225人のオランダ兵が約17,000人のドイツ人を抑えたという事で、かなり驚いた場所でした。日本ではオランダの戦争の詳しい歴史まで触れる機会がありませんでしたが、オランダでこのような場所を見れ戦時中のオランダ軍の様子を知ることができる貴重な機会となりました。冬季は休業しているとのこと、時期が合い、オランダの戦争の歴史に興味がある人にはおすすめの場所です。

所要時間

小さい博物館かと思ったら屋外の歩くスペースが多く広いので、1時間以上は見た方がゆっくり楽しめるかと思います。

基本情報

砲廓博物館( Kazemattenmuseum )の営業時間、料金、チケット購入、住所などの基本情報です。

営業時間

水曜日から日曜日
冬季は休館しています。2021年は2021年11月28日まで営業。

予算・料金

  • 通常価格 一人€8.00
  • 子供(4〜12歳) 一人€4.00
  • ミュージアムカード対象

ミュージアムカードとは?

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チケット購入

公式ホームページから購入可能です。

住所

Afsluitdijk 5, 8752 KP Kornwerderzand

公式サイト

オランダ語 :https://www.kazemattenmuseum.nl/
英語:https://www.kazemattenmuseum.nl/en/

締め切り大堤防の観光スポットまとめも良かったご覧ください。

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