オランダ語のミッフィー絵本・ナインチェ絵本

ミッフィーの著者ディック・ブルーナはオランダの作家で、オランダ語の絵本が原書です。日本でも大人気のミッフィー(ナインチェ)の絵本「うさこちゃん」シリーズのオランダ語版の絵本とオランダ語の意味を紹介しています。

オランダ語のミッフィー絵本・ナインチェ絵本

ミッフィーの絵本は世界中の子供たちに愛されている、名作の絵本です。作者はオランダの作家ディック・ブルーナさんです。日本では「うさこちゃん」「ミッフィー」と呼ばれていますが、オランダ語の名前は Nijntje(ナインチェ)とい、ミッフィーの絵本はオランダ語版が原書です。 オランダ語から英語はもちろん、日本語など世界中に翻訳された絵本があり、世界中で愛されているキャラクターです。 なぜナインチェというの?という疑問はミッフィー本名「ナインチェ」と名前の由来 に掲載しています

Nijntje(ちいさなうさこちゃん)

Nijntjeは日本語訳されている「ちいさなうさこちゃん」の絵本です。日本語では「うさこちゃん」という絵本ですが、オランダ語では「 Nijntje」と書きナインチェと読みます。

Nijntje in de dierentuin (うさこちゃんとどうぶつえん )

Nijntje in de dierentuinはうさこちゃんと動物園と日本語訳されている絵本です。オランダ語では動物園は「dierentuin」と言います。(zooと名前がついた動物園も多いです)dierenはオランダ語で動物の意味です。様々な動物が出てくる絵本は、動物の名前に触れるにも良い絵本ですね。

オランダ語での動物の名前はこちら。

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Het feest van Nijntje(うさこちゃんのたんじょうび)

Het feest van Nijntjeは、日本語訳されている「うさこちゃんのたんじょうび」の絵本です。オランダ語でfeestは「パーティー」というような意味で、Nijntje(ナインチェ)のfeest(パーティー)というような直訳になります。ミッフィーのお誕生日パーティーを描いている絵本です。

日本と異なる、ちょっと違ったオランダのお誕生日の習慣についてはこちら。

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Nijntje in de sneeuw(ゆきのひのうさこちゃん)

sneeuwはオランダ語で雪という意味です。直訳すると雪の中のナインチェという事で「ゆきのひのうさこちゃん」の絵本になります。

Nijntje aan zee(うさこちゃんとうみ)

zeeはオランダ語で海の意味です。

Nijntje op school (うさこちゃん がっこうへいく )

school はオランダ語で学校という意味です。英語と同じスペルになります。

Nijntje in de speeltuin(うさこちゃんとゆうえんち)

speeltuinはオランダ語で遊び場のことを指します。大きな遊園地というよりは、 遊具のある公園などを指して使います。

Nijntje in het museum(うさこちゃん びじゅつかんへいく

museumはオランダ語でもミュージアムの事です。ここでは美術館という意味で使われています。オランダのミュージアムショップなどでも、この本は多く販売されています。

Nijntje op de fiets(うさこちゃんとじてんしゃ)

fietsはオランダ語で自転車という意味です。オランダは自転車道が充実している自転車大国です。ミッフィーも自転車に乗っていますね。

Nijntje huilt(うさこちゃんのさがしもの)

huiltはオランダ語で「泣いている」というような意味なのですが、日本語ではナインチェが泣いている理由「さがしもの」がタイトルになっています。

Het huis van Nijntje(うさこちゃんのおうち)

オランダ語でhuisは家の意味です。うさこちゃんのお家とお気に入りの持ち物が紹介されている絵本です。

Het spook Nijntje(うさこちゃんおばけになる)

spookはオランダ語で、お化けや幽霊の意味です。お化けになったうさこちゃんがとてもかわいい絵本です。

Nijntje en Nina(うさこちゃんとにーなちゃん )

enはオランダ語で「と」という意味で使われます。Nijntjeは「うさこちゃん」に訳されているのですが、福音館書店の絵本ではNinaはオランダ語のまま「にーな」になっています。講談社の絵本では「ミッフィーとメラニー」と訳されています。

Nijntje is stout(うさこちゃんときゃらめる)

オランダ語でstoutはいたずらというような意味です。きゃらめるをお店でこっそり……というお話なので、きゃらめるに焦点を当てた日本語訳になっています。

Nijntje in luilekkerland(おかしのくにのうさこちゃん)

luiは「怠け者」lekkerは「美味しい」という意味のオランダ語です。怠け者にとっての美味しい国というような直訳になってしまうのですが、「おかしのくにのうさこちゃん」という日本語訳になっています。お菓子が食べ放題など夢の国を想像するうさこちゃんのお話です。

De tuin van Nijntje(うさこちゃんのはたけ)

tuinはオランダ語で庭というような意味です。ガーデニングの様子を描いているような絵本なのですが、種をまいたり耕したりしているので、畑と言われた方が子供はピンときそうですね。

Koningin Nijntje(うさこちゃんはじょおうさま)

Koninginは「女王」という意味のオランダ語です。うさこちゃんが女王様になった夢を見た絵本です。

オランダ語のミッフィー絵本が買える場所

日本から通販

Amazon

他のショップに比べるとやはり外国書の取り扱いが豊富です。オランダ語のミッフィー絵本も沢山ありました。

オランダで購入

オランダでは、本屋さんやお土産屋さんなどでミッフィーの絵本を見かけました。オランダですからもちろんオランダ語の絵本です。Nijntje in het museum(うさこちゃん びじゅつかんへいく )などの絵本は美術館でも販売されていました。

本屋さんでは、ミッフィーの絵本児童書のコーナーにあります。もちろんオランダ語です。マーストリヒトの美しい本屋さんに行った時にも、沢山ナインチェの絵本をみかけました。

ちなみにマーストリヒトの本屋さんでは、日本語のミッフィー絵本もみかけました。

ミッフィー展で絵本トートになった絵本

2020年のミッフィー65周年記念のミッフィー展では、オランダ語のミッフィー絵本型のトートバッグが販売されました。販売されていた絵本トートの原書は以下の3冊です。

Nijntje in de sneeuw(ゆきのひのうさこちゃん)

Het spook Nijntje(うさこちゃんおばけになる)

Koningin Nijntje(うさこちゃんはじょおうさま)

ミッフィーの絵本は絵本だけあり、オランダ語も簡単な単語で書かれており、対訳の日本語絵本も手に入りやすいので、オランダ語の学習にも良いかもしれません。原書のミッフィー絵本を是非楽しんでみて下さい。 英語のミッフィー絵本タイトルは以下にまとめています。

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