テオ・ヤンセンのリノセロスについて、作品の由来や、オランダアムステルダムのリノセロスが展示してある場所や様子についてまとめて掲載しています。
テオ・ヤンセン
テオ・ヤンセン(Theo Jansen)はオランダ デン・ハーグ出身の発明家、アーティストです。デルフト工科大学で物理学を学び、アーティストして活躍しています。日本でもテオヤンセン展が開催されるなど人気を博しています。
2021年に日本で開催されるテオヤンセン展について開催時期や場所をまとめて掲載しています。 山梨県立美術館、熊本市現代美術館を巡回し開催が予定されています。 テオ・ヤンセンとは テオ・ヤンセン(Theo Janse[…]
当初、ビーチと砂丘の風景に影響を与えることを目的としていたそうで、動かない模型を作っていたものの歩行に興味を持ち動かすようになり、 砂の上をスムーズに移動できる歩行メカニズムを設計したのだとか。まさにアートと物理の融合という彼ならではの作品は世界中にファンがいるアーティストです。
リノセロス
リノセロスというテオヤンセンの作品は2004年に発表されました。リノセロスと略されれて呼ばれることが作品ですが、正式名はAnimaris rhinosceros transport( アニマリス ライノセロス トランスポート)といいます。
- ani(英語の動物animalの一部)
- maris(ラテン語で海の意味)
- rhinosceros(英語でサイの意味)
の組み合わせが名前の由来のようです。
名前から考えるに、動物のサイをイメージしている作品と思われるのですが、その動きから蟹のようという人もいます。テオヤンセンの作品は、代表作スタンドビーストのように比較的1パーツが細い印象だったのですが、リノセロスは全く違います。迫力がありますね。高さ 4.5 メートル、幅 6 メートル、重量は 2.8 トンになるそうです。
テオヤンセンの公式Youtube
3分41秒からリノセロスです。
ミニ・リノセロス
リノセロスの模型が楽しめる、ミニリノセロスが販売しており日本からも楽しめます。大人の科学マガジン編集部などから販売されています。こちらもミニビースト同様実際に動くようで、作った後も楽しみですね。
リノセロスの展示
他に何もないような場所にポツンとリノセロスが展示されていました。まわりに囲いがあり、なんだか檻に入れられたような感じです。2004年に発表された作品、以前は別の場所で展示されていたのですが、2014 年からここに展示されているようです。
檻があるので展示というか動物園のような気がしてしまいましたが実際に素材感なども見る事が出来る貴重な場所かと思います。テオヤンセンのリノセロスファンの方にオススメしたい場所です。
場所・住所
Etnastraat & Ookmeerweg 1067 MP Amsterdam
交差点
オランダには、 テオ・ヤンセンの工房辺りに野外展示されている場所があります。こちらにはリノセロスは無いのですが、その他の作品展示があり、私が行った時は触れて実際に動かせる作品もありました。
オランダ ハーグ出身のアーティスト テオ・ヤンセン(Theo Jansen )出身地のオランダには、テオヤンセンの作品展示があり、作品に実際に触れられる場所があります。テオ・ヤンセンの作品があるイペンブルフの丘について実際に行った時の様子[…]