オランダの数字の区切り方、小数点の記載がカンマ・コンマのルールは日本と異なります。小数点と間違えて混乱してしまいそうなオランダの数字の区切り方について掲載しています。
4桁以上の数字に要注意!区切りはピリオド
1000(千)など4桁以上の数字に区切りを入れる時、日本とオランダでは表記が異なります。日本ではカンマ(,)を入れて区切りますが、オランダではピリオド(.)が区切りの記号になります。
- 日本:1,000
- オランダ:1.000
日本の表記になれているとピリオドは小数点に見えてしまいますね。オランダで1.000と表記を見かけたら日本の1,000の事です。
- 1.000
- 10.000
- 100.000
等のように区切る位置は日本と同じですが、ピリオドを利用します。
小数点にはカンマを利用
ではオランダの小数点はどう記載するのかというと、カンマ・コンマ(,)を使います。
- 日本:0.1
- オランダの0,1
という記載です。
- 0,1
- 0,12
- 0,123
など日本で小数点と呼ばれるものがカンマ(,)になるような記載方法です。
こちらオランダの小学生の算数の問題です。
11,78+27,39= という問題ですが、小数点の問題です。日本の算数なら11.78+27.39= と考える問題です。日本の小数点に慣れていると、本当にややこしいなと思います。
オランダの数字表記は日本人にはややこしいかも
という訳で、オランダではピリオドとカンマの使い方が日本とは異なります。十二万三千四百五十六点七八九という数をアラビア数字で記載しようとする場合
- 日本:123,456.789,
- オランダ: 123.456,789
となるわけです。オランダ以外にも区切りの記号にピリオドを使い、小数点にカンマを使う国はドイツやイタリア、スペインなどヨーロッパの国で同じルールの国は多くあります。 慣れないとややこしく感じるオランダの数字表記のルールの紹介でした。