マイナー言語を学ぶ意味は?メリット、需要はある?

マイナー言語を学ぶ意味はある?需要はある?マイナー言語を勉強するメリットやデメリットについてまとめて掲載しています。

マイナー言語とは

マイナー言語(少数言語)とは、母語話者や第二言語話者の人数が少ない言語の事です。明確に、話者が何人以下の言語がマイナー言語と定められているわけではありませんが、世界には7,151の言語があるといわれています。その中の100言語以上が300万人未満しか話者が居ない言語となっており、マイナー言語ということができるでしょう。マイナー言語と対比されるメジャーな言語には、話者が1億人を超える中国語、英語、ヒンディー語、スペイン語、アラビア語などがあります。

参照)ネイティブスピーカーの数が多い言語の一覧
Ethnologue The Languages OF The World
世界の言語と国のハンドブック

マイナー言語を学ぶメリット

マイナー言語を学ぶメリットは何でしょうか。

【1】希少価値に需要がある?就職に有利?

マイナー言語を学ぶ日本人は少ないので、希少価値はあります。その国に関する企業に就職を考えている際はメリットになる可能性も高いです。ですが、マイナー言語ゆえ、英語のように需要が多いわけではない点は注意したい所です。

【2】趣味が広がる、面白い

マイナー言語を役に立つという視点で学ばないのであれば、趣味がひろがり単純に面白いと思います。例えば、マイナー言語を主言語とする歌手のファンであれば、英語字幕を見るよりその人自身が話している言葉を理解できるようになりますので、とても楽しいでしょう。

マイナー言語を学ぶデメリット

マイナー言語には学ぶメリットよりむしろデメリットの方が多くなります。

【1】使える場面が限られている(需要が限られている)

希少価値、就職に有利な可能性と書きましたが、あくまで使える場面が限られていますので、需要も限られています。10億人以上の話者がいるメジャーな言語と勉強にかかる時間に大きな差がないこともあります。それなのに、マイナー言語は勉強しても役に立つ場面が少ないというのは大きなデメリットのひとつです。

【2】教材が少ないので勉強が大変

英語であれば

など良い教材も安価で使う事が出来、豊富な教材の中から自分にあった教材を選ぶことが出来ます。マイナー言語は、教材を探す事から大変というのは大きなデメリットのひとつです。とくに日本語でマイナー言語が勉強できる教材は少なくなります。例えば、日本語⇔オランダ語の辞書は

という辞書1冊のみ!英語では考えられない教材の少なさです。

【3】語学力の維持が大変

語学力は身に着けても、使わないとすぐに低下します。英語であれば

など、会話できる気軽なサービスもあり便利です。使う機会が少ないマイナー言語は、せっかく学んでも使わないで話せなくなってしまうリスクも高い言語になります。

自分が興味があるならマイナー言語でも学ぶ価値がある!

マイナー言語であれど学習には相応の時間を伴います。教材が少なく、使う場面も少ない中「役に立つのだろうか」という「学ぶ意味」を問いたくなる時は必ず来るでしょう。マイナー言語の学習は英語のように、将来絶対役に立つ場面が多いとは言い難いです。マイナー言語の学習継続には、モチベーションが何より大事です。自分が興味がある言語、自分の利益がある言語、そうでないとマイナー言語の学習継続は困難かと思います。



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