同性婚に関する本とおすすめの本を紹介しています。同性婚の問題点、合法化についてや、世界の同性婚についてなど同性婚について色々な角度からを知ることが出来る本があります。
同性婚の問題点がわかる本
同性婚 だれもが自由に結婚する権利
「同性婚が認められないのは人権侵害だ」として全国455人の当事者が日本弁護士連合会に人権救済申立てを行った同性婚人権救済弁護団による同性婚についての本です。異性間であればできる婚姻が、なぜ同性間では認められないのか、そもそも婚姻とは何なのか、同性カップルを取り巻く環境や不利益についてなど専門家の視点から描かれています。同性婚に関する憲法や法律について、世界の同性婚と日本の同性婚について包括的な内容で、同性婚についての理解が深まるおすすめの1冊です。
世界の同性婚についてわかる本
世界には同性婚が合法となっている国があります。同性婚が合法となるまで、合法となってからなど世界の同性婚についてわかる本です。
台湾同性婚法の誕生—アジアLGBTQ＋燈台への歴程
台湾はアジアで初めて同性婚が合法となった国です。2017年の台湾の最高裁判所である司法院大法官会議が同性婚を認めていない民法は「違憲」であると判断し、2019年に同性婚の法案が可決され同性婚が法律的に認められるようになりました。台湾で同性婚を認める法律が成立するまでのLGBT運動、政治過程、法の内容を分析し、法施行後の台湾社会の変化と課題について詳しく描かれている本です。台湾の同性婚について知るならおすすめの1冊になっています。
フランスの同性婚と親子関係――ジェンダー平等と結婚・家族の変容
フランスではヨーロッパの国では少し遅めの2013年より同性婚が合法となっています。 フランス国立社会科学研究院研究指導教授イレーヌ・テリー(Irène Théry)氏の日本語訳本。フランスで同性婚が認められるまでの法的・社会的な歴史の他、
同性婚について理解が深まる新書
持ち運びやすく読みやすい新書にも同性婚に関する本があります。
同性婚 私たち弁護士夫夫（ふうふ）です
同性愛者である弁護士による本です。自身の同性婚、弁護士として関わってきた同性愛者の葛藤と困難について、法律が家族や婚姻をどう捉えているのかについて描かれています。
同性婚のリアル
同性婚の先駆者の2人が語る、同性婚の現状と問題点について対談形式の本です。「カミングアウトの悩み」「結婚を決めるまで」「結婚式の喜びと苦労」など、同性婚のリアルについてが書かれており、 同性カップルも異性カップルも変わらない、そんな視点に気付かさせてくれ同性愛についてあまり理解がないという人が同性愛、同性婚について知ることができ読みやすいおすすめの本です。
同性愛と異性愛
同性愛者から見た日本社会はどのようなものなのだろう、そんな疑問を持つ人におすすめの1冊です。エイズ問題や公共施設の利用拒否事件、殺人事件など実際の事件から異性愛社会に染み付くホモフォビア(同性愛嫌悪)の諸相について書かれています。日本は同性愛者に寛容？異性愛者には見えない日本を知ることが出来る本になっています。
同性婚のおすすめ漫画
リヒテルズ直子さんという方がオランダの教育に関する本を多く出版されています。オランダの教育の中でも「イエナプラン」という教育を押しているような印象を受ける本も多いです。（イエナプラン教育の学校はオランダでも少数です。）その辺の偏りは少し感じますが、オランダの教育に興味を持ったら、彼女の本は避けて通れない本かもしれません。尾木直樹さんとの対談本も出版されています。
同性婚で親子になりました。 (本当にあった笑える話)
同性婚が合法化されていない日本で法律的に家族に慣れる一つの方法である養子縁組。実際に養子縁組をした同性カップルの様子がテンポの良い漫画で描かれています。日本で法律的に家族になることを考えている人の参考になる点もありそうです。本を読むのは苦手という人もおすすめの本です。
※同性婚で親子になりました。は「Kindle Unlimited」読み放題の対象です。 初めてご利用の方は30日間の無料体験が可能。期間終了後は月額980円。いつでもキャンセルできます。
ちなみに、同性カップルの漫画で主なテーマは料理ではありますが「きのう何食べた？」という漫画は同性カップルが主人公の個人的におすすめの漫画です。テレビドラマ化でも話題となりました。
同性婚の本も読み放題！？
