シェンゲン協定加盟国(2024年時点最新)について一覧を掲載しています。
シェンゲン協定加盟国とは
シェンゲン協定加盟国は、EU加盟国27ヶ国のうちの22ヶ国と
EFTA( European Free Trade Association)の4ヶ国、
- アイスランド
- リヒテンシュタイン
- ノルウェー
- スイス
の合計26か国で構成されています。(2023年現在)
シェンゲン協定は、加盟している国において、出入国審査(パスポートコントロール)なしで国境を越えることを許可されている協定です。ヨーロッパ内の移動を自由にするため、1985年6月に調印されました。
日本からシェンゲン協定加盟国に旅行に行く場合、例えばポーランド経由便を利用してオランダに入国する場合、入国審査はポーランドで行われます。その後、オランダでの入国審査はありません。
シェンゲン協定加盟国(2023年現在)の26か国一覧
- オーストリア
- ベルギー
- チェコ
- デンマーク
- エストニア
- フィンランド
- フランス
- ドイツ
- ギリシャ
- ハンガリー
- アイスランド
- イタリア
- ラトビア
- リヒテンシュタイン
- リトアニア
- ルクセンブルク
- マルタ
- オランダ
- ノルウェー
- ポーランド
- ポルトガル
- スロバキア
- スロベニア
- スペイン
- スウェーデン
- スイス
シェンゲン協定加盟国には日本人はビザなしで入国可能
日本のパスポートを持っている場合、シェンゲン協定加盟国にはビザなしでの入国が可能です。 滞在期間は「180日間における最長90日まで」 となっています。過去180日間以内に、シェンゲン協定加盟国を訪れていなければ90日間の滞在が可能です。過去180日以内にシェンゲン協定加盟国を訪れている場合は、過去の滞在日数を引いた日数が滞在可能な日数となります。一旦シェンゲン協定加盟国外に出た場合でも、リセットされるわけではありませんので、頻繁に行き来する場合は、不法滞在にならないよう滞在日数に注意が必要です。
また、シェンゲン協定加盟国でも、オーストリアやポーランドなど、 二国間ビザ免除があり シェンゲン協定で定められた滞在期間を超えて、6か月の滞在が許可される国もあるようです。
ビザは要らないとされていますが、 ETIAS(エティアス)という渡航情報を認証する制度の導入が予定されています。
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シェンゲン協定加盟国を移動する場合
シェンゲン協定加盟国を移動する場合、入国審査はありませんが、個人情報の確認や、テロ対策などの理由でパスポートの確認をされることがあります。
過去実際に、オランダからスペインの飛行機に搭乗する際にはパスポートの確認がありましたし、ベルギーからオランダへの高速鉄道タリスを利用している際、車内でパスポートの確認がありました。
そのため、シェンゲン協定加盟国を移動する場合、旅行する場合であってもパスポートの携帯をお勧めします。
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ETIAS(エティアス)申請 と導入
シェンゲン協定国へ入国するさい必要になる申請、ETIAS(エティアス)についてはこちらにまとめて掲載しています。
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シェンゲン協定加盟国入国の際のパスポート残存期間
シェンゲン加盟国に入国するにはパスポートの残存期間 3カ月以上 が必要です。パスポートの残存期間の確認をおすすめします。
また、未使用査証欄が2ページ以上必要なようです。
オランダに入国する際に必要な、パスポートの有効期限・残存期間について掲載しています。 出国時3カ月以上有効なパスポート オランダはシェンゲン協定加盟国なので、シェンゲン協定加盟国の規定と同様になります。オランダやシェン[…]