サッカーと呼ぶか、フットボールと呼ぶか、国によって呼び方が違います。どっちが正しい?世界で呼び方はなぜ違う?サッカー?フットボール?呼び方の違いについてまとめて掲載しています。
どっちも正解!サッカーとフットボールは同じスポーツ
サッカー(Soccer)とフットボール(Football)、どちらも同じスポーツの事をさしている呼び方です。どっちが正解でどっちが間違いという訳ではなく国によってサッカーと呼ぶか、フットボールと呼ぶかの違いがあります。
世界で主流の呼び方はフットボール
世界で主流な呼び方はフットボールです。サッカー強豪国と言われる国がずらり。これらの国ではサッカーではなくフットボールと呼ばれています。
- イギリス
- フランス
- イングランド
- アルゼンチン
- スペイン
- ポルトガル
- ブラジル
- ドイツ
- スイス
- オランダ
※厳密にはフットボール(Football)と全く同じ単語ではなくても、それぞれの言葉でフットボールを意味する単語が使われています。
- ポルトガル語 Futebol
- スペイン語 Fútbol
- ドイツ語 Fußball
- オランダ語 Voetbal
サッカーと呼ぶ国
日本ではサッカーと呼ばれます。サッカーと呼ぶ国は世界の中でも少数で日本の他サッカーと呼ぶのは
- アメリカ
- 日本
- カナダ
などの国です。
なぜサッカーと呼ぶの?
フットボールが世界の主流な呼び方なのになぜ、サッカーと呼ぶのかというと理由はアメリカにはアメリカンフットボールがあったためだと言われています。
どちらも「フットボール」では区別がつきづらいです。そのためアメリカでは「フットボール」とは呼ばず、Association FootballのAssociationを略した「soc」に人を表す接尾語「er」を加えて出来た呼び方の「soccer」が定着したといわれています。
アメリカではFootballといえば、American Football、つまりアメフトのことを言います。そのためアメリカではFootballとは呼ばず、Soccerと言います。アメリカ英語を主に学ぶ日本でもサッカーという言葉で定着しているという訳です。
英語ではアメリカ英語かイギリス英語かで異なる
英語でサッカーの事を話す際には、アメリカ英語の場合は「サッカー」で問題ありませんが、イギリス英語の際は「フットボール」と直されることがあるかもしれません。私もオランダで英語で「サッカー」といったら、「フットボールのことね」と直されたことがあります。ヨーロッパなど「フットボール」と呼ぶ国でサッカーの話題を話す際は英語でも「フットボール」と言った方が通じることが多いです。英語でサッカーの話題をする際の豆知識として覚えておくと便利かもしれませんね。