オランダのトイレは有料で、無料のトイレに慣れている日本人には高く感じてしまいます。オランダ観光時に気になる、オランダのトイレ事情について掲載しています。
トイレはオランダ語で Toilet
トイレはオランダ語で「Toilet」と表示されています。英語表記「Toilet」と同じです。 駅など「WC」と表示されているところも。気を付けたいのが女性男性の表記。英語で「Men」「Women」とあれば良いですが、オランダ語では女性は「Dames」(ダーメス)、男性用は「Heren」( ヘーレン)と表記されます。トイレの場所によっては、それぞれDとHだけで表示されているところもあります。絵で男性や女性が分かり易くなっていれば良いですが「D」と書かれていただけでは男性か女性か分かりませんね。間違えては入らないようご注意ください。
オランダのトイレは有料が基本
日本ではほとんどのトイレは無料で入れるものですが、オランダでは無料のトイレは美術館、博物館やレストラン内にある所だけです。オランダでは公衆トイレが非常に少なく、あってもトイレの利用は有料になります。
有料のトイレに入るにはコインかカード支払い。紙幣が使えるトイレは、これまであまり見たことがありません。観光の際はクレジットカードを用意するかトイレ用に少しコインを残しておくと安心です。
子供は無料で入れるトイレも
子供用には、無料で通り抜けられるようになっている所もありました。これはアムステルダム中央駅で撮影しましたが、ユトレヒト中央駅にもあった気がします。トイレが近い子供はとても助かりますね。
トイレがある電車とない電車
オランダにはトイレがある電車都内電車があります。Intersity(インターシティー)という急行列車はトイレがありますが、Sprinterという各駅停車の列車にはトイレがありません。(ただし新型車両ではありました)タリス、ICEなどの高速鉄道には当然トイレがあります無料で使用できます。ただし、電車の中のトイレはトイレットペーパーが切れていることもあるので、ティッシュは持参した方が安心です。またあまり綺麗でないこともあるので、気になる場合は駅で行っておいた方が良いかもしれません。
覚えておきたい無料のトイレ場所
基本トイレが有料なオランダで、無料のトイレは貴重です。無料のトイレがある場所を覚えておくと、都度お金がかかりませんし便利です。美術館や博物館を出る際はトイレを済ませて出た方がトイレに困りません。また、スキポール空港のトイレは無料です。
オランダのトイレは高い?
世界一平均身長が高いといわれるオランダ人に合わせて、オランダの便座の位置も高いようです。女性の場合は座るので大きな問題が無い事が多いのですが、男性の場合は……便器の位置がと高くて困ってしまう事があるかもしれません。
ウォッシュレットはありません
日本では公衆のトイレでも見かけるウォッシュレットのトイレ。とても便利なのですが、オランダではウォッシュレットのトイレは見かけません。観光時にウォッシュレットがないと困るという人は携帯のウォッシュレットを持参するなどおすすめします。