オランダ語のレベル

オランダ語のレベルはどのように分かれているの?A1、A2、B1などのレベルはどの位なの?どういう意味?オランダ語のレベルについてまとめて掲載しています。

オランダ語のCEFR レベル

ヨーロッパの言語にはThe Common European Framework of Reference for Languages (略称CEFR)という ヨーロッパ全体で外国語の学習者が習得状況を示す際に用いられるガイドライン、ヨーロッパ言語共通参照枠があります。

オランダ語のレベルはA1、A2などアルファベットと数字を使用して表示されますが、そのレベルを意味するCEFRフレームワークでは、6つの言語レベルを3つの主要なカテゴリ(A、B、C)と2つのサブレベルの組合わせれ辺レベル分けわれています。

  • A 基本レベル(A1 / A2)
  • B 中級レベル(B1 / B2)
  • C 熟練レベル(C1 / C2)

A1 : 基礎レベル

オランダ語の基本的な単語、文法が出来るレベルがA1レベルです。基本的な単語や非常に簡単な文章を理解できます。非常に基本的なフレーズを認識することができます。A1レベル向けの参考書などもあり、まず基本的なオランダ語を身につけたいという場合にはこのレベルからスタートします。

A1レベルの参考書

A2 :初級レベル

A1より少し上、A2レベルは初級のオランダ語が出来るレベルです。基礎より少し難しい単語や文章を理解できます。2022年時点でオランダ市民化テストで求められるオランダ語力がこのレベルになっています。

A2レベルの参考書

B1 :中級レベル

Bレベルになると中級レベルになってきます。日常会話や仕事、学校など日常的なの言葉を中心にした文章が理解できます。

B2 :オランダ語国家試験(NT2)レベル

B2レベルは、オランダ語の国家試験に合格するレベルです。NT2は、Nederlands als tweede taalの略称でNT2の試験に合格すると大学入学レベルのオランダ語力があると認められます。 ニュースなど時事番組を理解することが出来るレベルで、ネイティブスピーカーとの対話も可能なレベルになってきます。

NT2レベルのための参考書

C1 :上級レベル・ビジネスレベル

B2よりさらに上のC1は上級レベル、ビジネスレベルのオランダ語力となるレベルです。仕事の場面でもオランダ語を適切に使用し、テレビ番組や映画を楽しむことがレベルになってきます。

C2 : ネイティブレベル

C2レベルまでいくと、オランダ語のレベルはネイティブレベルになります。専門書、文学作品も好むレベルとなり会話や議論も難なく出来るレベルです。



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