クリムトのデジタルアート【オランダ・アムステルダム】

没入体験型ミュージアムFabrique des Lumières(ファブリック デ ルミエール)は、オランダのアムステルダムにあるイマーシブミュージアムです。クリムトのデジタルアート、見どころなど実際に訪れて分かった情報を掲載しています。

Fabrique des Lumières クリムトのデジタルアート展

Culturespacesは2018 年にパリでAtelier des Lumièresをオープンした後、フランスやニューヨークなど様々な場所でイマーシブミュージアムを展開していますが、Fabrique des Lumières(ファブリック デ ルミエール)はその系列の一つで、オランダ アムステルダムにあるイマーシブミュージアムです。

Fabrique des Lumièresはアムステルダムにあるウェスター公園内にあります。春は桜が美しく、秋は紅葉がとても綺麗、公園を楽しむだけではなく ガス工場の跡地を利用した公園のため、建物を利用したカフェやイベントも楽しめる場所です。その一角に2022年4月22日、 Fabrique des Lumièresがオープンしました。

Culturespacesの手がけるイマーシブアートは、 フィンセント ヴァン ゴッホ、クロード モネ、グスタフ クリムト、サルバドール ダリなど様々ですが、ここ Fabrique des Lumièresで開催されるのは グスタフ クリムト!オーストリアの画家で「接吻」など黄金の絵が人気となっています。

見どころ・行った時の様子

2022年に足を運んだ時の様子を元に見どころや、イマーシブミュージアムFabrique des Lumièresの様子を掲載しています。

ウェスター公園へ

Fabrique des Lumièresはオランダ アムステルダムのウェスター公園敷地内にあります。 左手にある茶色建物にお店やカフェがあるのですが、少し進むと、「 Fabrique des Lumières 」と書かれた建物があります。日本語で事前予約したチケットをもってウェスター公園へ。 入り口でチケット購入しなくてよくバーコードをスキャンさせる入場できスムーズでした。

チケット詳細はこちら

クリムトのデジタルアート!没入体験型ミュージアム・イマーシブミュージアム

イマーシブミュージアムとは没入体験型ミュージアムともいわれており、絵画の中に入ったようにデジタルアートを鑑賞できるミュージアムです。イマーシブアートといわれる、絵の中に入り込んで体感できるようなアートが人気となっています。

クリムトの有名作品が沢山!

暗闇の中、音楽に合わせて映像が投影されます。映像は建物全体、天井や床に間で投影されており、絵画に包まれているような体験が出来ます。クリムトの作品「接吻」「ユディトI 」「 黄金のアデーレ 」「生命の樹」など作品を知っている人は大満足の内容です。ただ、作品を知らなくてもクリムトの絵画の雰囲気と会場がとても素晴らしいので楽しめそうだと思いました。

ゴッホ展とは全く違う!

というのも、以前、ジャンフランコ・イアヌッツィ(Gianfranco Iannuzzi)氏が手がけ日本の角川ミュージアムで行われたゴッホ展に行ったことがあったので、同じような感じかなと思っていたら全然違いました。 率直な感想が「場所が映像に合う!」「クリムト作品が暗闇に合う!」でした。 Fabrique des Lumièresはガス工場Westergasfabriekとして利用されていた建物を利用しているので、凹凸が多くなります。イマーシブアートでは作品を建物の凹凸に合わせて投影するので、凝ったイマーシブアートになっているように感じました。工場特有の歴史ある雰囲気や開放的な建物もとても良く、作品をより際立たせます。

また、 クリムトの作品は妖艶な雰囲気の作品や鮮やかな模様が描かれている絵が多くありますが、これがイマーシブアートと良く合う!という印象でした。暗い部屋に全面に映し出される黄金の絵画や、鮮やかな色は、これぞイマーシブアートという作品の中に没入した雰囲気を味わえました。 知らない作品も多くあったのですが、全く気にならなく「クリムトのイマーシブアート」として空間を楽しめます。

館内は広いので、入った手前で全面に映し出されるクリムトの代表作を楽しむほか、奥に行けば階段に登り上から見下ろせる場所もあります。 建物内の色々な場所にベンチなど座れる場所がありましたし、地べたに座ってみている人も多くいました。

クリムト以外の作品も

Fabrique des Lumièresではクリムト以外の作品もありました。

Hundertwasser

ウィーンの芸術家フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー (1928 – 2000) の作品。 ウィーン分離派の足跡をたどるというテーマなのですが、クリムトとは全く違った雰囲気でカラフルなテイストの作品が多くがありまるで現代アートに包まれたような体験が楽しめました。

そして別室にあるので少し分かりづらかった「Journey」。

入り口正面奥の部屋、ドアを開けて入った場所にあります。

鏡張りの床がある部屋内に映像が投影されます。現代的なデジタルアートと言った感じでタイムトラベルしたような不思議な体験ができる映像でした。

撮影可能

スマホで写真や動画を撮影する人が多く居ましたが、本当にどの瞬間も逃したくなく撮影する手が止まりません。フラッシュは禁止されていましたが、撮影は可能となっています。

コインロッカーもあり

館内にはコインロッカーがあり荷物を置いてみることが出来ました。1ユーロコインが必要でしたが、利用後に返却されます。また、近くにコインロッカー用のコインがありコインが無い場合も利用できるようになっていました。

クリムトグッズショップ

作品展示の他、グッズショップがあり、クリムトの画集やグッズが販売されていました。黄金色のグッズが特に沢山ありました。日本でもクリムトグッズは人気で通販などで買う事が出来ます。

所要時間は1時間以上がおすすめ

一度入場すると時間制限はなく好きなだけ滞在できます。所要時間は1時間程度と書かれていましたが、作品の映像は繰り返し流れてるため、会場に入ると途中でクリムトの作品を見る事となる可能性があります。(私もそうでした。)そのため、丸1時間滞在すれば1クールを見れるというような流れですが、最初から最後まで見たいと思えば1時間以上が必要でした。また、手前で見る雰囲気と建物の奥で見る雰囲気など、同じ映像の場面でも映し出され方が違うので、色々な楽し見方をしたければ1時間では足りません。また、クリムト作品以外でも先に紹介した などデジタルアート展も楽しめますので、お見逃しなく!

イマーシブアートは、絵画が好きな人はもちろん、絵画にはちょっと興味がないという人にも楽しめるアートになっています。没入型、体験型ともいわれるイマーシブアートの世界、360度絵画の世界に入り込むという不思議な体験をまだしていないなら、是非一度足を運んでほしいおすすめのミュージアムです!

開催期間

  • 2022年4月22日~2023年2月5日

料金・チケット予約

今回利用したチケット購入サービスはこちら。日本語で予約できるのでスムーズでおすすめです。

ゴッホ美術館のクリムト作品鑑賞も!

2022年10月~2023年1月までアムステルダムで沢山のグスタフ・クリムト有名作品展示がゴッホ美術館で開催されています。接吻はありませんがゴッホとクリムトの作品を並べた豪華な展示や、60年ぶりに一般公開される絵も!美術館でクリムト作品を先に鑑賞して、イマーシブアートを楽しむか、また、先にイマーシブアートを楽しんでからクリムト作品を楽しむか色々な楽しみ方が出来るとても贅沢な期間です。

この期間、オランダ アムステルダムで楽しめる「クリムト」をお見逃しなく!

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場所・住所

Pazzanistraat 37, 1014 DB Amsterdam

ウェスター公園はガス工場の建物を利用したミュージアムやカフェ、ショップがあり、楽しみが多い公園です。 ウェスター公園についてはこちら。

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営業時間

  • 月曜日~日曜日 9時00分~22時00分

※クリムトは9時から~17時まで

公式ホームページ

https://www.fabrique-lumieres.com/en/home



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※写真、本文の無断掲載・使用を禁止します。


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