ロイヤルデルフト【デルフト焼き工房】

オランダ デルフトにある、 ロイヤルデルフト(Royal Delft )はロイヤルの称号を与えられたデルフト焼きのメーカーです。工房見学やロイヤルデルフトのショップ、ミュージアムもあるロイヤル・デルフトはデルフト観光のおすすめの場所です。

ロイヤルデルフトRoyal Delft

ロイヤルデルフト・Royal Delft ・Koninklijke Porceleyne Fles

ロイヤルデルフトは1653年に設立されたオランダ オランダ デルフトにあるデルフト焼きのメーカー、工房です。17世紀、デルフトには32のデルフト焼きの工場が設立されましたが、現在デルフトに残っているのはロイヤルデルフトだけなのだとか。デルフト焼きは白地に青色のデルフトブルーを言われる色が特徴の陶器です。1919年、オランダ王室からロイヤル(Royal、オランダ語で Koninklijke )の称号を得ています。 日本にはロイヤルデルフトの直営店はありませんが、通販サイトでは一部取り扱いがある店舗もあるようです。

日本から通販できるロイヤルデルフト

オランダ生まれのキャラクター、ミッフィーの商品を販売したり、ファッションブランドSupreme(シュプリーム)とコラボ商品を発表するなど、注目されています。

ロイヤルデルフトのミュージアム

ロイヤルデルフトに併設されているミュージアムはロイヤルデルフトの博物館になっていて、デルフト焼きの歴史や、ロイヤルデルフトの作品、タイルの絵画展示や、歴代のクリスマスプレート展示など色々なロイヤルデルフトの作品を見る事が出来ました。

日本語のオーディオガイド

ミュージアムに入ると、チケット確認の際、オーディオガイド渡してくれました。「何語にする?」と聞かれたので「日本語はある?」と聞いてみたところ、あるよ、と。なんと日本語を設定してくれました。

青と白、デルフトブルーカラーのロッカーに荷物を預けて、ミュージアムへ移動です。コインは不要でした。入り口で待つように言われます。

デルフト焼きの歴史

少し人数が集まるまで待って、まずは、映像からスタートしました。ロイヤルデルフトの歴史や、デルフト焼きの伝統的な作り方などの説明です。映像はオランダ語でしたが、オーディオガイドが同時通訳のように日本語で話してくれます。恥ずかしながら、デルフト焼きは青を着色するのでなく、焼く課程で青色になるという説明をこの時初めて知りました。

フェルメールとデルフト焼き

デルフトはデルフト焼きの町として知られていますが、フェルメールの故郷としても有名な街です。当時の食卓が再現されていました。

フェルメールの作品「小路」がデルフト焼きのタイルで描かれています。

オランダ王家とロイヤルブルー

オランダ王室のデルフト焼プレートなどの展示です。オランダの色、オレンジ色が入った特別なプレートも。

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デルフト焼きタイルのレンブラント夜警

オランダの著名画家、レンブラントの夜警がデルフト焼きのタイルで作られています。夜警はとても大きな絵画ですが、何と実物大の大きさです。

クリスマスプレートとベル

ロイヤルデルフト歴代のクリスマスプレートとベルです。最新のプレートまで展示がありました。

絵付けの様子

実際に塗料で絵付けしている方が居ました。ロイヤルデルフトの工房では絵付けの体験もできるようです。

ロイヤルデルフト工房見学

ミュージアムのコースを進んでいくと、ロイヤルデルフトの工房見学も可能です。

これがデルフト焼きの工程です。この黒色の塗装が、焼きの工程で青色になるのだとか。青色の塗料を使用していると思っていました。こちらの動画が、デルフト焼きの工程を分かりやすいです。

デルフト焼きの洋服の展示もありました。

お庭もあるカフェレストランBrasserie1653

ロイヤルデルフトには中庭もあり、併設されたカフェBrasserie1653を利用することも可能です。

カプチーノをいただきましたがカップはもちろん、ロイヤルデルフトのものです。お庭でデルフトブルーのカップでいただくといつもより少し美味しい気がします。

飲み物のほか、オランダ名物アップルタルトやトスティなど軽食もいただけレストランとしての利用も可能です。ロイヤルデルフト併設のデルフト焼きのカップ利用だからといって高いわけではなく、良心的なお値段でした。英語メニューもあります。

お天気の良い日は本当に気持ちの良いガーデンカフェを楽しめるカフェです。店内もテーブルの上にデルフト焼きの陶器がかざられていましたので、店内も良さそうです。ハイティーの予約もできるようでしたし、色々な楽しみが出来そうなおすすめのカフェです。

ロイヤル・デルフトショップ

もちろんロイヤルデルフトの商品をお買い物も可能なお店もあります。

1653年創業、ロイヤルの称号が与えられている通り、オランダの伝統工芸品ですのでお高いものは本当に高額です。

絵皿や壺など10万円を下らないお値段の超える商品もありました。

普段使いに良さそうな価格のマグカップやソーサー、お皿も販売されています。

ミッフィーのデルフト焼きも沢山!

日本の旗を持ったミッフィーもありました。自転車やオランダの旗などお土産にも良さそうです。

自宅の展示品に良さそうな本格的なものから、お手軽なお値段のお土産品まで色々なロイヤルデルフトの商品が販売されています。ロイヤルデルフトの商品はアムステルダムのお店などでも買えますが、やはり商品数が多い印象でした。デルフト焼きのお土産はロイヤルデルフト併設の店舗ほどの商品数はありませんでしたが、 デルフトまで足を運ぶ時間が取れない場合は アムステルダムでも買う事が出来ます。

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営業時間

  • 月曜日~火曜日 11時30分~17時00分
  • 水曜日~日曜日 10時00分~17時00分

予約可能な営業カレンダーは以下になっています。

ミュージアム入場料金・チケット予約

  • 大人 15ユーロ
  • 13~18歳、学生 9ユーロ
  • 7 ~12歳 7ユーロ
  • 7歳未満の子供 無料

(2023年確認時)

ショップやカフェ利用の入場は無料です。工房やミュージアム見学は有料です。公式ホームページでチケット購入が可能なほか、日本語でチケット購入ができるサービスも便利でおすすめです。

詳細はこちら

公式ホームページ

http://www.royaldelft.com/

ミュージアム公式ホームページ

英語:https://museum.royaldelft.com/en/

場所・地図

Rotterdamseweg 196, 2628 AR Delft

ロイヤルデルフトツアー

ロイヤルデルフトはデルフトというアムステルダムから少し離れた街にあります。アムステルダム発でデルフトや観光地を巡るツアーもあり、移動がスムーズでおすすめです。

ツアー詳細はこちら

デルフト観光スポット・見どころ

デルフトには他にも見どころがある場所が沢山あります。デルフトの見どころ、おすすめ観光をまとめて掲載しています。

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