オランダには色々な銘柄のビールがあります。世界中でおなじみのハイネケンや、日本でも取り扱いがあるグロールシュなど銘柄や地ビールの種類など。また、日本からも通販可能なオランダのビールと種類・銘柄も紹介しています。
【1】世界中で人気のオランダビール、ハイネケン(Hineken)
言わずと知れたオランダの有名なビール、ハイネケン。麦芽の香りが弱めで癖のない味が特徴です。ビール業界の世界市場シェア(2020年)で世界第二位という、世界中で飲まれているビールです。
オランダでも色々なレストランで飲めますし、オランダといえば……とやっぱり観光中はハイネケンビールを頼んでしまいます。外食の物価が高いオランダですが、ビールの値段は日本と同じ位か安い印象です。
アムステルダム中央駅前の眺めの良いレストランでの思い出の1枚。
オランダ アムステルダムなどにあるレストラン、ステーキが人気のLoetje( ルーチェ)へ行った時の様子をまとめて掲載しています。アムステルダムの他、アムステルフェーンなどの街に複数店舗あるステーキ料理のレストランです。 ア[…]
日本のハイネケンとオランダのハイネケンでは味が違うと聞いたことがあるのですがどうなのでしょう?是非、本場オランダのハイネケンと飲み比べてみて下さい。 ハイネケンは日本でも人気のある銘柄で、もちろん通販が可能です。
ハイネケンが好きなら、オランダ観光の際は、ハイネケンビールも飲めるハイネケンエクスペリエンスがおすすめです。元ハイネケンの工場だった場所を利用しており、ハイネケンの歴史や、ビール工房、また実際にハイネケンを飲むこともできます。ハイネケングッズも沢山販売されていてオリジナルのハイネケングラスなど、 お土産選びにもピッタリです。 実際にハイネケンの博物館へ行った時の様子がオランダでビール工場見学!ハイネケンエクスペリエンスに掲載されています。
日本でも人気、オランダの代表的なビール、ハイネケン!ハイネケンを楽しめる博物館、ハイネケンエクスペリエンスへ子供と行ってきました。博物館と聞いていましたが、ハイテクなハイネケンのビール工場見学のよう。場所は?予約は?料金は?子連れで大丈夫[…]
【2】アムステルダムの定番ビール、アムステル(AMSTEL BIER)
オランダ、特にアムステルダムではハイネケンと人気を二分するのではないか?という位よく見かけたビール。空港やレストランなど色々な場所で飲むことができました。 アムステルビールは、アムステルダムの街を流れるアムステル運河が名前の由来なのだとか。 赤いパッケージが目印です。味はスッキリとしたピルスナー。飲みやすいビールでした。
【3】オランダ最古のビール、ブレンド(Brand)
1340年、 オランダの南部にあるリンブルフのオランダで最も古い醸造所がブランド醸造所です。ベルギーに近い場所にあるせいもあるのか、ハイネケン、アムステルに比べてオランダのビールの中ではベルギービール寄りの味といった印象のビールです。
アムステルダム国立美術館のカフェで、Brandの生ビールが飲めました。コースターではレンブラントの夜警の中にハイネケンが!遊び心が嬉しくてお土産にしてしまいました。
Brandはマーストリヒトなど、オランダの南部を旅行している時にレストランでよく見かけました。 マーケットでは生ビールを頼んだらBrandだったことが多かった記憶があります。こちらはマーストリヒト駅前のレストランで。 食事を邪魔しない味なのですがしっかりとした後味。ピルスナー好きとしては好きになった銘柄でした。
マーストリヒト駅前でアジア料理レストラン「DADAWAN」 に行ってきました。旅先でも、日本人だからかどうしても恋しくなる日本食。近くにめぼしい日本食やが見つからなかったので、駅前の創作アジア料理「DADAWAN」というレストランに行って[…]
マーストリヒトからアムステルダムに行く電車の中でもBrand。マーストリヒト旅で出会って以来すっかりお気に入りです。名残惜しく飲んだのですが、後からアムステルダムのスーパーマーケットでも普通に販売されていることを知りました(笑)オランダのおすすめビールのひとつです。
【4】ヘルトフ ヤン(Hertog Jan)
いくつかの醸造所 で作られている HertogJanビール。ブラバント公のジョン1世に由来する名前なのだとか。ワールドビアアワードで5つ以上の賞を受賞しています。
【5】イングトップボトルが特徴のグロールシュ(Grolsch)
グロールシュは、1615年ヘルダーランド州Grolle(現在のGroenlo)に ウィレム・ニールフェルト(Willem Neerfeldt)が醸造所をはじめるために Grol (Groenlo) を購入したところからはじまったビールです。 2016年よりアサヒグループホールディングス傘下ということで、日本でも見かけやすいオランダビールです。イングトップボトルという特徴的なボトルを利用しています。
グロールシュは1995年に名誉ある賞、「ロイヤル」という名称を取得ています。この賞は、100年以上にわたって名声を享受し、非の打ちどころのない実績を持つオランダの企業に贈られます。
オランダで特定の企業は koninklijke(オランダ語で「ロイヤル・Royal」の意味)の使用を許可されています。 ロイヤルの称号許可や、オランダでロイヤルの称号を許可されている企業についてまとめて掲載しています。 オ[…]
【6】Bavaria(ババリアビール)
青いパッケージが特徴のババリアビール。1719年に創立したオランダ北ブラバント州のビール会社です。Bavariaということは、バイエルン?ドイツのビールということになりそうなのですが、オランダのビールです。ドイツのバイエルン州が由来で、ドイツ風のビールということなのだとか。
オランダの地ビール
主要銘柄の他、日本各地にも地ビールがあるように、オランダにも各地に地ビールがあります。 紹介した以外にも、色々な街の地ビールがあります。その土地土地で味わう美味しいビールは、旅の楽しみでもありますね。
テクセルビール(Texels)
オランダのテクセル島で作られているテクセルビールは、オランダの地ビールのなかでもオランダ全土に普及している地ビールのひとつです。生ビールが格別に美味しく、個人的には一番おすすめのオランダビールです。
テクセル島まで行かなくてもアムステルダムなどでもテクセルビールの生ビールが飲める場所もありますし、スーパーマーケットでは、テクセルビールの瓶ビールが販売されています。日本ではなかなか入手困難なので、お土産にもよいかもしれません。
Brasserie De Dochter van de Korenaar
バールレナッサウという、オランダの中にベルギーの飛び地があるという変わった国境線の街を観光したときの1杯。オランダのレストランで地ビールのような記載だったのでオランダのビールかとおもったら醸造所(Brasserie De Dochter van de Korenaar)はベルギーにあるそうで、ベルギービールになるのでしょう。地ビール迄紛らわしい面白い町でした。バールレナッサウについてはこちら。
オランダとベルギーのバールレ=ナッサウ(Baarle=Nassau)は 国境線だらけ、飛び地の不思議な街です。場所や、実際に行った時の様子をまとめて掲載しています。 国境線だらけの飛び地? バールレ=ナッサウ(Baarle=[…]
季節のビール
日本にも初摘みホップや秋味など季節限定のビールがありますが、オランダにも季節のビールがあります。
春:レンテボック
オランダにも春の時期限定のボックビールがあります。「レンテボック(Lentebok)」と呼ばれる限定ビール、 オランダの春だけ季節限定で楽める春ビールです。 オランダの春ビール「レンテボック」 レンテボックは、[…]
秋: ヘルフストボック
オランダにも秋の季節限定のビールがあります。「ヘルフストボック(Herfstbok)」と呼ばれる限定ビールは、オランダの秋冬だけの時期に限定で楽めるビールです。 オランダ秋のボックビール「ヘルフストボック」 ヘ[…]
季節それぞれのビールは、旬を楽しめて良いですね。季節のご飯と合わせて頂くのも格別です。オランダでも基本的にその季節にしか店頭に並ばない、季節の楽しみでもあります。
セイコーマート オランダモルト39 は?
セイコーマート北海道限定で販売されているオランダモルト39はオランダの醸造所から輸入しているとの事ですが、オランダでは見かけません。北海道限定で楽しめるビールになっています。
オランダの定番ビールのおつまみ
オランダではビールのおつまみに何を食べるの?オランダの定番ビールのおつまみについてまとめて掲載しています。
オランダでビールのおつまみによく食べられるのは?オランダのおつまみ料理についてまとめて掲載しています。 ビターバレン・bitterballen 伝統的に食べられているオランダのビターバレン(bitterballen)[…]