「出島」読み方は?でじま?でしま?日本の読み方と異なる海外での読み方、呼び方など出島の読み方についてまとめて掲載しています。
日本では出島の読み方は「でじま」
江戸時代、 長崎に作られた人工の島「出島」 は 鎖国時代、ヨーロッパと日本を結ぶの唯一の窓口でした。扇型の出島にはオランダ人が出入りしていたことでも知られています。
日本では出島の読み方は「でじま」と読まれていることが多くあります。ローマ字にするとDEJIMAです。 漢字で出島と書きますので「でしま」と読んでも間違いではありませんが「でじま」と呼ばれることの方が多くなっています。
出島の公式ホームページにもdejimaと記載があります。
出島に関する本もDEJIMAという表記です。
オランダで出島の読み方は「でしま」
日本での読み方は「でじま」となっていますが、オランダでは「でしま」と呼ばれることの方が多いです。 海外や英語では出島のことをdeshima(でしま)と記載されることも多くあります。 でじまでも間違いではないのでしょうが博物館など出島を説明する文献やコーナーには「DESHIMA」と書かれています。
写真はオランダの
の様子です。出島の模型が飾られていたり、出島に関する展示が多くありましたが、表記は全て「DESHIMA」となっていました。
ライデンはオランダの中でも日本に所縁がある場所で、出島に滞在したシーボルトがオランダで住んだ邸宅跡が博物館になっている日本博物館もあります。
シーボルト博物館でも出島は「DESHIMA」つまり「でしま」という呼び方でした。
オランダ語のwikipedia「でしま」は「でじま」と呼ばれることもあると言うような説明になっています。
参照)https://nl.wikipedia.org/wiki/Deshima
日本では「でじま」と呼ぶことが多いのに、オランダでは「でしま」と呼ぶことが多い出島。「でじま」「でしま」どちらの読み方も間違いではないのでしょう。海外で英語で出島の事を話す際「DEJIMA」と言って通じない場合は「DESHIMA」と言ってみると通じる事もあるかもしれませんね。