イースター(復活祭)とは何の日でしょうか。何をする日か、何を食べるのかなどイースターについてまとめて掲載しています。
イースターとは?何の日?
イースターとはイエス・キリストの復活記念日の日です。 英語でEasterといいます。
イエス・キリストは 弟子ユダの裏切りで十字架にかけられ処刑されたことで知られていますが、死ぬ際に「3日後に復活する」という復活の予言を残しています。その3日後に実際に予言通り復活したと言われています。
その復活を記念したお祝いの日が、イースター(復活祭)です。日本ではイースターはディズニーランドでイベントがあったり、グッズが少し売られているなどする程度で、なじみがない日かもしれませんが、キリスト教を信仰する人々にとってはとても重要な祝祭です。キリスト教徒に重要なイベントではクリスマスがありますが、イースターはクリスマス以上に重要なイベントなんだそうです。
イースターはいつ?
キリスト教の祝祭日には移動祝祭日といって、毎年日にちが変わる祝日がありす。イースターの日付は「春分の日以降、最初の満月の次の日曜日」とされています。そのため、毎年日にちが異なります。イースターの日付は、グレゴリオ暦とユリウス暦で異なります。日本ではグレゴリオ暦を用いています。
2024年のイースター (グレゴリオ暦)
2024年のイースターは3月31日の日曜日です。2025年以降は次のようになっています。
- 2024年 3月31日 日曜日
- 2025年 4月20日 日曜日
- 2026年 4月5日 日曜日
- 2027年 3月28日 日曜日
イースターの象徴が卵なのはなぜ?
イースターではイースターエッグと言って「卵」が象徴とされています。なぜ卵がイースターの象徴なのかというと、卵は死の殻をやぶり復活したイエス・キリストになぞらえて、生命の始まりを象徴しているといわれています。そのため卵は、イースターエッグと言われ復活の象徴となっているのです。
イースターは何をする日?
イースターでは特別これをするという決まりがあるわけ訳ではないそうです。部屋を飾り、家族でご馳走をいただき、卵に関するゲームなどを楽しみます。
イースターの飾り付け
イースターでは象徴の卵の飾りつけを楽しみます。うさぎや卵などイースター用の飾りが色々と販売されています。
日本でもAmazonなどで可愛いイースター用の飾りをみかけました。
イースター時期になると、色が付けられた卵が販売されていますが、思い思いに色を塗ってイースターエッグを用意するのも良いですね。
海外では、生卵や茹で卵などに直接絵を描くことも多いですが、日本のイベントではこんな風に市販されているペイント用の卵を使うのもよさそうです。
イースターツリー
イースターの飾りつけでよく見かけるのが、木の枝に卵を模した飾りが飾られているイースターツリーです。イースターを祝う国ではこの時期になると枝が販売されているのを見かけます。
イースターの料理・食べ物は?
イースターでは、家族でご馳走を食べます。イースターの料理は特別決まった料理があるというわけではありません。ただ、一部の宗派では、四旬節といってイースター(復活祭)まで40日間が精神的な準備を行う期間とされ、肉、乳製品、卵を食べること、加えてアルコールの摂取も禁じられることがあるようです。そのため、イースターでは肉製品や乳製品などが好まれています。
また、 イースターの象徴であるイースターエッグにちなみ、卵料理が食べられることが多いようです。
- ゆでたまご
- エッグタルト
- キッシュ
など、卵料理はイースターにピッタリですね。
卵にちなんだ遊び
また、イースターでは、卵の飾りをするほか、卵にちなんだゲームなども楽しまれています。
- エッグハント (隠された、イースターエッグを探す )
- エッグレース (スプーンに乗せて競争 )
- エッグロール (卵を転がす)
うさぎもイースターの象徴
イースターエッグのほか、イースターバニーといって、うさぎもイースターの象徴とされています。 ウサギはたくさんの子供を産むため、子孫繁栄の象徴ということで、イースターでは、うさぎのお菓子や、飾りなども良く飾られます。