オランダでマスク着用が義務化されている場所や場面について掲載しています。 新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大防止が目的です。マスクしないと罰金がある場所がありましたが、2024年時点ではマスクの着用義務は撤廃されています。
【2022年3月22日まで】公共交通機関 （バス、電車、トラムなど）
オランダで公共交通機関（バス、電車、トラム、水上バスなど）では乗客間の距離を1.5メートルとるのが難しいため、マスク着用義務化というルールがあります。政府が出している方針で、オランダ全土でマスク未着用による罰金ルールが適用されます。
アムステルダムのトラムに乗っていた際にマスクがないために乗車を断られた人も見かけました。公共の場ではコロナ禍でもマスクなしで歩いている人がほとんどの様子のオランダですが、公共交通機関は様子が異なります。罰金怖さにか、電車や、トラム、バスではマスクをしていない乗客を見かけない状況です。日本の任意着用とは違い罰金があったり、着用なしでは乗車できない場合もありました。
オランダでは2022年2月25日から、新型コロナウィルスに対する規制の大部分が撤廃されました。ですが、公共交通機関でのマスク着用義務は依然残っていましたが、2022年3月22日でマスク着用義務が撤廃されると決定しました。23日からはマスク着用なしで乗車しても罰金となることはありません。
期日
2020年6月1日から2022年3月22日
マスクの種類
医療用マスクでないもの。手作りマスクも可
罰金
違反すると場金95ユーロ（120円換算で約11,400円）
年齢
13歳以上
※12歳以下の子供・幼児は、着用していなくても罰金の対象とはなりません。
オランダ政府のマスクルールに関するサイト
【廃止】オランダ国内では12月1日よりマスク着用義務化
以前はオランダでは、政府はマスク着用の効果は証明されていないとし、新型コロナウイルス感染拡大の抑制に向けマスク着用義務が他国のように、公共の場でマスク着用義務がありませんでした。ですが、
2020年12月1日より公共の屋内エリアでマウスマスクを着用しなかった場合、95ユーロの罰金が科せられる
となっています。マスク着用は日本と違って任意でのマスク着用ではなく義務となります。マスク着用が無い場合「罰金」という措置が発表されていますので注意が必要です。身体的、精神的、精神的障害または疾患のためにマスクを着用できない人のため着用義務には例外が認められるようです。また、 スポーツ中、演技中、舞台芸術の練習中なども例外のようです。
期限
2020年12月1日から6月26日
着用義務化されている場所
公共の屋内エリア
（スーパーマーケット、美術館・博物館、図書館など）
罰金
違反すると場金95ユーロ（120円換算で約11,400円）
マスク着用義務化を報じるオランダのニュース
De boetes kunnen vanaf 1 december worden uitgedeeld, staat i…
【廃止】繁華街・歓楽街でマスク着用義務化
コロナ感染者数の増加を受け、新たにオランダ国内のうち アムステルダムとロッテルダム繁華街でのマスク着用義務が2020年7月30日に発表されましたが、8月31日で終了となりました。
期日
2020年8月5日～8月31日
場所
アムステルダム
- 飾り窓地区 （Wallengebied）
- カルファー通り（Kalverstraat)
⇒アムステルダムのショッピング通りです。ユニクロなどがあります。 - ニューウェンダイク(Nieuwendijk)
- プレイン40−45(Plein 40-45)
- アルバートカイプ(Albert Cuypestraat)
⇒アルバートカイプマーケットがある場所です。
ロッテルダム
- Coolsingel
- Lijnbaan
- Meent
- Nieuwe Binnenwegpleinの周辺など
- Visserijplein,
- Afrikaanderplein
- Binnenrotte
- winkelcentra Alexandrium
- Zuidplein
着用時間
午前6時から午後10時まで
年齢
13歳以上
国際電車のマスク着用義務化
ヨーロッパでは国によりマスクの義務ルールが違いますが、オランダ発着でヨーロッパを行き来する、国際高速鉄道にはマスク着用義務があります。
タリス Thalys
- 2020年5月4日以降
列車に搭乗するすべての乗客にマスク着用の義務があります。罰金や幼児の除外年齢については記載がなく未確認です。
ユーロスター
- 2020年5月4日から
フランスとベルギー政府によって発表されたガイドラインに従って、ユーロスター利用の乗客は、駅と機内でフェイスマスクを着用する必要があります。
【マスクなしでは搭乗拒否】KLM（オランダ航空）
2020年5月11日(月)から、搭乗者にマスクの着用を義務化されており、マスクが無い場合は搭乗ができないとKLMホームページで告知されています。KLMでは成田空港からアムステルダム スキポール空港への直行便を運航しています。罰金より厳しい搭乗拒否ということになりますので、KLM利用時にはマスクの持参が必須です。
マスクの種類
- 2層以上の構造
- 鼻と口がきちんと覆われていること
- 耳ひもなどによりしっかり固定されていること
年齢・対象外
- 10歳未満
- 健康上の理由によりマスクの着用が出来ない
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