世界は神が造ったが、オランダはオランダ人が造った

「世界は神が造ったが、オランダはオランダ人が造った」という言葉があります。なぜそういわれるのか、オランダの歴史などをまとめて掲載しています。

オランダが低地の国である理由

オランダは低地の国です。現在でも堤防がないと国土のほとんどが浸水してしまいます。もともと海面下だった土地をポルダーと呼ばれる干拓地として拡大した土地になっているため、オランダの国土の1/4は海抜ゼロメートル地帯の低地の国となっています。首都アムステルダムや国際空港のスキポール空港なども海抜ゼロメートル以下にあるのがオランダです。

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有名な風車は干拓の歴史そのもの

オランダといえば「風車」を思い浮かべる人も多いかと思います。世界遺産にも登録されているキンデルダイクはじめ、オランダには至るところに風車が現存しています。この風車こそオランダの干拓の歴史の産物です。 風車を使い、ポンプを使いオランダ人は、オランダ人の手で国土を拡大しました。
今では観光用の風車もありますが、そもそもは干拓や製粉などに使用されていました。いまでも製粉用に使われている風車もあり、見学することもできます。

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世界は神が造ったが、オランダオランダ人が造った

このようにオランダ人はオランダを切り開いて作りました。それが「世界は神が造ったが、オランダはオランダ人が造った 」と言っている理由で、オランダの国を示している言葉になっています。

英語では「God created the world but the Dutch created the Netherlands」といい、「神は世界を創造したが、オランダ人はオランダを創造した」と訳されることもあります。なぜ、 このようにオランダ人が言うのか、 神が地球を創造したと言いますが 、オランダはオランダ人が自らの手で国土を、オランダを作り出したという歴史があるためなのですね。

オランダの治水技術は日本にも伝来

このように治水の技術が高いオランダですが、その技術は日本にも伝えられました。日本には「オランダ」がつく地名・場所がありますが、滋賀県草津市にあるオランダ堰堤(オランダえんてい)は、オランダ人技術者の下設計されたダムなので「オランダ堰堤」と呼ばれています。また、徳島県美馬市にあるデ・レイケ公園には国の登録有形文化財に指定されているデ・レイケの堰堤があります。オランダの土木技師ヨハニス・デ・レーケ(Johannis de Rijke)が指導や建設した砂防ダム、防波堤は現在でも日本各所に現存しており、その功績が称えられています。

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低地の国ならではの見どころも

低地ゆえに水の国ともいわれるオランダでは、運河や水上の花屋、ボートハウスなどが観光の見どころでもあります。風車やチューリップの観光名所がありますが、水の国オランダを感じる観光もおすすめです。

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ちなみに、オランダには山がありません。オランダの最高峰は、観光地にもなっています。

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